ブラックマスク2
ブラックマスク2
おすすめランク D
原題:黒侠2
出演
アンディ・オン(安志杰)
トビン・ベル
テレサ・マリア・ヘレラ
ジョン・ポリトー
アンドリュー・ブリニアルスキー
ロブ・ヴァン・ダム
トレイシー・エリザベス・ローズ
ブラッキー・コー(柯受良)
テレンス・イン(尹子維)
監督:ツイ・ハーク
2002年度作品
ジェット・リー主演でヒットした「ブラックマスク」のパート2。ツイ・ハークが監督、ユエン・ウーピンがアクション監督
ということで、少しだけ期待したのであるが・・・・・・・。
パート1の「ブラックマスク」との共通点は“ブラックマスク”っていう点のみ。ストーリーの関連も全くなし。主演のアンディ・オンの
顔の骨格からして、「ブラックマスク」というか、ブルース・リーの「グリーン・ホーネット」に似ていると思ったのは、ボクだけ
だろうか。
なんか、“仮面ライダー”や“宇宙刑事ギャバン”“超人バロム1”とかの東映ヒーローものを金かけてつまらなくしたって感じ。
改造人間にされて、ショッカーから逃げ出したブラックマスクが正義に目覚め、“怪人イグアナ男”や“カメレオン女”“魔人ヘビゲルゲ”と
闘う展開はそのまんま。で、ギャバンの“レーザー・スコープ””バリヤー”とかを敵がしてしまうって感じ。
プロレスショーをネタに、レスラーに動物の遺伝子を注入し変化させて凶暴化させるパターン自体が時代遅れなストーリー。
いくら現代のCG技術使ったとしても、ストーリーがチープだと話にならない。
ボクが唯一「へえーー!」って驚いたのは“カメレオン女”役のトレイシー・エリザベス・ローズって人が、知る人ぞ知る往年の超
有名ポルノ女優で、未成年でデビューしちゃったってことだけ。はっきりいってどうでもいいネタ!!(笑)
主演のアンディ・オンは、“ジェット・リーを遥かに凌ぐ才能、ツイ・ハーク、ユエン・ウーピンの二人を驚嘆させた
ジェット・リーの後継者!”らしいのだが、ボクは到底認めない(笑)。
なーんか、ここ最近のツイ・ハークがおかしい気がする。ハリウッドに行って「ダブル・チーム」だの「ノック・オフ」だの
日本で劇場公開されたことが奇跡としか思えないつまらなさすぎる作品ぐらいから、“香港のスピルバーグ”などと呼ばれてた
時代がウソかと思えるくらいの駄作を作り続けている。CG使ったツイ・ハーク監督作品でおもしろかったの今のところないよ・・・。
ツイ・ハークが香港映画界にもたらした影響は計り知れない。ジェット・リーだって、ツイ・ハークがいなければ、ハリウッドには
進出していないし、古装片ブームもなかったであろう。ジョン・ウーも今頃どこで何をしていたかわからず、「男たちの挽歌」
シリーズも製作されなかっただろう。これだけ偉大な人なわけだけど、自分は製作のみにして監督は人に任せた方がいい作品になりえる
ものもあるってことの判断ができなかったのかな・・・。「男たちの挽歌」シリーズのDVDBOXが発売されるが、僕はツイ・ハークが
監督してしまった「アゲイン 男たちの挽歌V」は好きではないので、それが理由で購入予定はない。「ブラック・マスク2」も
チン・シウトンや、トン・ワイなんかに監督させたらよかったのでは・・・と思ってしまった。
アクション監督はユエン・ウーピンなのだが、「スゲー!」と思わせるワイヤーアクションなんかもなくて、ただクルクル回転
させてる、ピョンピョン飛んでるってだけの“やっつけ仕事”のように見えてしまった。ワイヤーでどのように観客に「かっこええ!」
思わせるかが重要なのに、このボクでさえ「あいかわらずやな・・・。」と思わせてしまったってことは、“手抜き”しちゃったっ
てことだろう。でもそれはファンを裏切る行為だよな・・・。ほんまガッカリした作品でございました!!(怒)
(2004.05.03)
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