超酔拳
超酔拳
おすすめランク C
出演
ラウ・カーリョン(劉家良)
ウー・ジン
リュウ・チァフィ(劉家輝)
武術指導:
ラウ・カーウィン(劉家榮)
ラウ・カーリョン(劉家良)
監督:ラウ・カーリョン(劉家良)
2003年度作品
DVDのパッケージにショウ・ブラザーズロゴがあって、リュウ・チァフィとラウ・カーリョンの写真が載っていて、
2003年度作品・・・・。DVDショップで発見した時は、DVDを片手にしばらく時を忘れてしまった。カンフー映画
黄金期に大活躍したラウブラザーズが再び結集するとは・・・。夢かと思ってしまったくらい「うおーーーー!!」と思って
しまった。・・・・とかなんとか言いながら、DVDはコーナーに戻して家の近くでレンタルしてるんだけど(笑)
1930年代初頭の中国が舞台。猿拳の達人で、配達業を生業にしていたビル(ラウ・カーリョン)は、弟のパオが阿片の密輸に
手を染めていることを知る。許しを求めるパオを家族の願いもあり、許すことにしたビルだが、パオと闇組織の陰謀により、襲撃され
重傷を負い、 川に落とされてしまうのだった。
一年後、猿拳の手引き書を作り、有名になりたいと願うタクとカイは、猿拳の達人であるビルの行方を探すことにする。
とある町で猿拳を操る美女と出会った二人は、その女性の家でビルの姿を目にするのだった・・・・・。
オープニング。なつかしいとしか言いようのないカンフーもののオープニング。スタジオで“劉”と書かれたTシャツ
を着ながら、リュウ・チァフィ、ラウ・カーリョン、ラウ・カーウィン3兄弟ら出演者による演武。ラウ・カーウィンは本当に少ししか
うつってなかったが、ひさしぶりに見れてうれしかった。よくデブゴンシリーズでサモ・ハンと共演していたけど、カーウィンも
完全に“中年デブゴン”になっていたのが少し悲しかった(笑)
ストーリーはここまで原点にかえるか・・・・というくらいの“仲間の裏切り、敵の悪行、アヘン、カンフー修業、復讐”という
カンフーモノの王道パターン。2003年の製作にもかかわらず、このストーリー展開をOKにした製作者のモナ・フォンにも
何かショウ・ブラザーズ黄金期への想いがあったのかもしれない。
中盤、ラウ・カーリョン演じるビルが川に突き落とされてからの、ウー・ジンらが猿拳の手引書がどうのこうの・・・という
展開が、急にコメディっぽくなってしまい、なんかおかしな状態になっていたのが残念。ウー・ジンは、ユエン・ウーピンに
認められ、ジェット・リー主演作の続編「大地無限2」や、日本でもDVD化されているテレビドラマ「少林武王」「太極神拳」、
そしてツイ・ハークの「天上の剣」など最近、出演作が急増している。次代のカンフースーパースターの有力候補!
何といってもこの作品の特筆は、ラウ・カーリョンの素晴らしいクンフー!!カーリョンVS数十人のバトル、リュウ・チァフィと
カーリョンのバトルなど、年齢を感じさせない闘いぶりをみせてくれて感動してしまった。カーリョン自身が監督もしているので、
「俺はまだこんなに動けるんじゃあ!俺のこのすんばらしいクンフーを存分に味わえ!!」っていう勢いがものすごく感じられた。
まあ、カーリョンを知らない人やウー・ジンファンにとっては、「じじい、出すぎ!」って思われてるだろうけど(笑)。
CGや、金をかけてるなあってなセット等もないので、ほんと、低予算で量産されていた時のカンフー映画って感じ。この作品を
見る時は、2000年代の作品とは思わずに、70年代、80年代の出来のいいカンフー映画と思って見ていただければいいと思う。「「マトリックス」とかと料金が一緒で、このチープさはなんだ!」って思う人は楽しめないだろうなあ。
ボクが思うに、香港映画を見たことない人って「映画を見るなら、料金が一緒ならハリウッドでしょ!金かけてるし!」って人が
多いのかも。そういう方に一言。「人生だいぶ損してますよ!」(笑)
この作品、リュウ・チァフィが「キル・ビル」に出演し、5月に幻と言われた「少林寺三十六房」「続・少林寺三十六房」がDVD
発売されなければ、日本で見ることができなかったかもしれない。カンフー映画ファンは、一見の価値あり!
(2004.04.28)
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