香港映画専門!「KASAHARA MOVIE GUIDE」:レジェンド・オブ・ヒーロー中華英雄
レジェンド・オブ・ヒーロー中華英雄

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原題:中華英雄
出演
イーキン・チェン (鄭伊健)
クリスティ・ヨン(楊恭如)
ジェリー・ラム(林曉峰)
ニコラス・ツェー (謝霆鋒)
ユン・ピョウ(元彪)
ン・ジャンユ−/フランシス・ン(呉鎮宇)
アンソニー・ウォン (黄秋生)
サム・リー(李燦森)
ツイ・カムコン (徐錦江)
スー・チー(舒淇)
マーク・チェン(鄭浩南)
ロー・ワイコン/ケン・ロー(廬恵光)
監督:アンドリュー・ラウ
1999年度作品


劇場公開時に大阪で見たが、なんかびみょーーな作品だった。

20世紀初頭、華英雄(イーキン・チェン)は武術の修業をしながら平和に父母と 暮らしていた。師匠プライド(アンソニー・ウォン)から道場の入門を許された その日、家に帰ると父母が惨殺されていた。犯人は新聞記者であった父のアヘン貿易 を批判した記事を読んだ西洋人だった。

その西洋人に復讐し、殺してしまう華英雄。彼にはジェイド(クリスティー・ヨン) という恋人がいた。二人は愛を確かめあい、その後、華英雄は殺人犯として 追われる身となり、身売り船に乗り込み、単身、アメリカに向かうのだった。

16年後、ジェイドと華英雄の間に生まれたソード(ニコラス・ツェー)は 華英雄の友人、シェーン(ジェリー・ラム)とともに、父を探すためアメリカに やってくる。そして、シェーンとジェイドが華英雄のいなくなった数カ月後に、 アメリカに来て世話になった宿、「中華楼」へと向かうのだった・・・。

同じ原作者、馬榮成の「風雲」が大ヒットしたことによって味をしめた プロデューサーのマンフレッド・ウォンと監督アンドリュー・ラウが 豪華キャストでつくりあげた作品!

なーんか、おもしろくないのよ。すごいことをやろうとしてんだけど、退屈。 マンガが原作なだけに、マンガを描く際に一つ一つの手技を描くよりドラゴンボール的な“気”で物を 壊したりする方が楽という前提があるので、その表現を当然、CGでするのだが、 そういった表現はすでに見飽きてしまっているので、観客をすごいと思わせるに 至っていない。だって、CGだったら何でもできるに決まってるわけで、 それからどう「すごい!」と思わせるかが重要だと思う。

あと、人気マンガ原作ということで大抵、主人公は死なないという最終結果が わかっているので、何をやったってイーキンは生きると思ってしまい、 主人公を応援するっていう気にならないのでテンションがあがらない。

イーキンが現在に至るまでの回想シーンがほとんどで、ドラマ部分が多く、 その間に目新しいアクションもなく、「え、今のアクションもう終わり?」 という寸止め状態が続いてしまい、不満が募ってしまう。

その数少ないアクションシーンで、一番活躍していたのは我らがユン・ピョウ! もっと活躍してほしかった。作品中、CGのない純粋のカンフーアクションを見せて くれたのはユン・ピョウだけだったなあ。

ラストのイーキン対ン・ジャンユーの自由の女神像上を舞台にした大バトル! 最大の見せ場のはずが、CGがチープすぎてすごくない!なんであんなに アニメチックなんだあ!背景をあんな感じにするなら、全編全てのシーンを そうせーよー!あそこだけああいうことされちゃうと、「二人とも ブルーバックの前で扇風機で風吹かせてやってるんだろうなあ。」と思いたく なくても思ってしまう。ま、あの作品はああいう作品にしたかったと 言われたらそれまでですが(笑)

華英雄(イーキン)が、妻ジェイドを亡くした際に、占い師から「あなたに近づく者は 皆不幸になる。あなたは孤独の星だ」などと言われたことをかたくなに 信じ、それによって父に会うことができずに不幸になってしまう息子ソード(ニコラス・ツェー)。 それに気づかぬ華英雄(イーキン)。悲しみのどん底状態の人に言葉をかける 時は、その人の人生をおそろしく左右させてしまうことに人は気づかなければならない と思い、そういう状態の人と知ってて利用する人たちもいることを 知っておかなければならないとボクは思うのであった。

アンソニー・ウォン、うまいもの食ってるんだろうなあ!太りすぎ! あんなデブが剣の達人なんてありえへん!。これこそCGで細くしなきゃ!(笑)


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