エレクション 黒社会
おすすめランク B
原題:黒社会
出演
レオン・カーフェイ (梁家輝)
サイモン・ヤム (任達華)
ルイス・クー(古天樂)
ニック・チョン (張家輝)
ジョン・チャン/デビッド・チャン(姜大衛)
ウォン・ティンラム(王天林)
ラム・シュー(林雪)
監督:ジョニー・トー
2005年度作品
第58回カンヌ国際映画祭正式上映作品
香港最大の組織、和連勝会では、2年に一度、上級幹部によって新しい会長を選ぶ選挙が行われている。
今回の候補は冷静で組織に忠実、年長者を敬うロク(サイモン・ヤム)。短気で周囲との衝突も多いが、有無をいわせぬ強引な強さのあるディー
(レオン・カーフェイ)の2人。
ロクが、選挙に勝てたら縄張りの拡大を約束すると幹部に提案する一方で、ディーは、賄賂を使った買収工作を始めた。
そして選挙の結果、選ばれたのはロクだった。派手な祝賀会も準備していたディーは、この知らせを耳にするとすぐさま報復に出るのだった・・・。
ラストまでずーっと緊張感があるので、ドキドキしながら見入ってしまった。
気づいてみたら、黒社会モノにもかかわらず、劇中、銃が出てこなかった。それがまたリアルさをだしていてよかったと思う。
ここ最近、僕が見たサイモン・ヤム主演の作品はサイモンが刑事役のことが多かったので、違和感をおぼえてしまった。
おまけに役柄が黒社会のボスなのに、全然そう見えない。仕事も頑張る家庭思いの優しいお父さんって感じ。でも、ブチ切れしたら
何しでかすかわからん雰囲気もあってそれがずーっと緊張感を与えていたんだと思う。
レオン・カーフェイの演技がコワかった。ニック・チョンに「れんげも食え!」って言って、
本当にムシャムシャ食べてるシーンは、威圧感があったけど、ちょっとウケた(笑)。
ニック・チョンもコメディ役者のイメージが強かったが、「ブレイキング・ニュース」の時からシリアス演技もできるんだなと
思ってて、今回もいい役を演じていたので、ボクが期待している俳優の一人になった。
レオン・カーフェイが報復のために人質を木箱に入れて断崖から落とすシーンは印象的だった。
ジョニー・トー作品の常連、ウォン・ティンラム(王天林)がいい味だしてたなあ。誰かわからん人は劇中、長老衆の中で一番、ウエストが
あった人です(笑)。ウォン・ティンラムは往年の名監督であり、バリー・ウォン(王晶)のお父さんでもあります。
刑事役にデビッド・チャン(姜大衛)が出てきた時はうれしかった。
黒社会モノのアンディ・ラウとかが主演させられた黒社会系映画会社が製作した作品は嫌いだけど、ジョニー・トーが作る作品は
お気に入り。
ラストの釣りのシーンの展開はいきなりだったんで、ビビッた。詳しくは書かないが、あれは計画的だったのか、それとも突発的なことだったのか。
あんな終わり方されたら、早く続編見たくなるやんけー。もともと3時間あった作品を2つに分けたそうなので、
すでに香港ではルイス・クー主演で公開された続編の早期DVD化を希望!
(2007年7月22日更新)
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