厳選!E級電影・第六回 爆烈戦士
香港近未来バイオレンス 爆烈戦士

おすすめランク    

出演
ウェイ・ティンチー
デボラ・シムズ
エリック・ツァン (曾志偉)
ユン・ワー (元華)
ビリー・ロウ (楼南光)
チン・シウホウ (銭小豪)
製作:サモ・ハン・キンポー (洪金寶)
監督:ロー・キン
1986年度作品
 

はっきりいってつまらない作品。ストーリー展開もありきたりなものだし、アクションもたいしたことない。近未来を舞台にしてはいるが、別に近未来でなくても成り立ってしまうストーリー。

秘密諜報部員のインムー(ウェイ・ティンチー)は、ボス(エリック・ツァン)から、第4宇宙鉱業所に保安隊長として潜入するよう命じられた。第4宇宙鉱業所では、生産量を増すために労働者たちに薬物を与えているとの疑惑があり、それを暴くためだ。

第4宇宙鉱業所とかいうから、どこかの星にあるのかと思ったら、地球のどこかの離島にあるという。宇宙ってつければ、近未来っぽくなるが、外見はただの鉱業所。設定の時代は、2019年。香港の町並みは86年当時のまま。

インムーは、鉱業所内で、力素49という薬物を作っている秘密の製造場所を発見する。なんかこの展開は製作者がサモ・ハンからか、「サイクロンZ」にそっくり。でも、「サイクロンZ」の方は88年製作だから、「爆烈戦士」がそんなにヒットしなかったから、ここからパクってもいいか、とでも思ったのだろうか。

鉱業所所長(ユン・ワー)は、サイボーグだったのだが、サイボーグだとわかった時点から、やたら機械的な動きをする。それまでは、インベーダー・ゲームやったり、普通に会話してたにもかかわらず、バレたとたん、ユン・ワーはまばたきひとつせず、一点を凝視した感じのまま、インムーと闘ってる。なんか、ストーリーの中で、所長がサイボーグだというのを、観客にさりげなくわからせておくとかの伏線がまるでなく、ほんと、香港映画には台本がなく、いきあたりばったりで作っているというのがわかる。

このサイボーグ・ユンワーとの闘いが、クライマックスだったが、あっけなかった。サイボーグなので、銃を撃たれたときに体から火花がでるのだが、顔に火花が出るときの顔模型がユン・ワーにかなり似ていて笑えた。(画像)(なんか目がコワイ!)

とにかく、最後が納得いかない。主人公があれだけ一人でたくさんの敵と戦って、勝っておきながら、最後はあっけなく敵の銃弾に倒れ、一緒にいた女性医師だけが生き残り、迫りくる敵に向かって、銃を乱射したところで終わり。 どういうことやねーん!なにせ、この主人公、女性医師に「じゃあ、行こうか」なんて言って、銃をかまえるわけでもなく、なんの警戒もせず、ほんと「撃ってください」状態で、敵のザコどもに殺されちゃってる。素人でもそういう場所に出くわしたら、ちょっとは警戒するはず!

ポニー・キャニオンから発売されている香港映画のビデオでは、“おまけ”とか言って他の作品の紹介をしていて、この作品も紹介されていた。けっこうかっこよく思えたので、このビデオを見つけたときは、かーなり喜んだのだが、見た後はかーなりがっかりしてしまった..。
あの作品紹介の中で唯一、ボクが見たことないのは「香港トワイライトゾーン」とかいう作品。今までどのビデオ店でも見かけたことがない。しっかしあの紹介しているナレーターの人、おもろいなあ..。ほとんどアドリブのような気がする..。(笑)

オープニングで、ユン・ワーとやりあって、殺されてしまった保安隊員が、銭小豪(チン・シウホウ)だってわかったときは、ちょっとうれしかった。(笑)


TOP