厳選!E級電影・第九回 クローン人間ブルース・リー
クローン人間ブルース・リー 怒りのスリードラゴン
おすすめランク E
出演
ドラゴン・リー
ブルース・リ
ブルース・ライ
ボロ・ヤン/ヤン・スエ(楊斯)
製作:チャン・ツンルン
監督:ジョセフ・コン1982年度作品
ついに、見つけました!これぞ、“超E級!!”と呼ぶべき作品。もう、レンタル店で発見したときは、題名見ただけで大爆笑してしまいました!
さて、問題です。上の3人のうち、本物のブルース・リーはどれでしょう..?正解はなし!っていうか、どれもブルース・リーが死んだ直後に採取した血液によってできたクローンなのであった!名前は左から“ブルース・リー1号”、“ブルース・リー2号”、“ブルース・リー3号”。(なんか仮面ライダーみたいやなー(笑))
1号は正面から見たら、まるっきし似てないのであるが、画像での角度では、かなり似ていた。たぶん、オーディションでは、この角度のポーズで採用されたのでしょう..。2号と3号は、画像でわかるように全然似ていないのだが、遠くから撮した体つきと、ブルース・リーがしていたあのサングラスをかけると似ていた(笑)。
彼らの俳優としての名前もスゴイなー。ブルース・“リー”じゃなくてブルース・“リ”って...。ふざけとるのう..。
さてストーリーですが..SBIと呼ばれる特別捜査官がルーカス教授に最高機密として、ブルース・リーのクローンを作るよう命じる。教授は、昔の日本の特撮モノに出てきたような、やけに光がピカピカする装置を使って見事、クローンを完成させ、洗脳装置で彼らを教授の思うがままにすることに成功する。
3体のブルース・リーは、まず修行をし、本物のブルース・リーに近づくよう訓練する。訓練を終え、1号はSBIからある任務を言い渡される。その任務とは、映画会社のプロデューサー、チャイ・ロウを消すこと。チャイは、裏で金(きん)の密売をしていたのだ。
まず、1号はその映画会社のオーディションを受けるが、理由もなく(ここらへんがE級!)チャイに警察のイヌだと思われる。チャイは部下に1号を消すように命じるが、消すことはできなかったので、撮影中に事故を起こさせて、1号の死をブルース・リーと結びつけて映画でボロ儲けをしようとたくらむ。そして撮影シーン。事故にみせかけてるとは思えず、敵役の奴らがまともに剣で切りつけてる(事故ちゃうやん....)。チャイは撮影現場の近くに隠していた金を掘りだして、船で逃げようとする。1号は海へ飛び込み(この時の飛び込み方がかなりダサイ..)、船に乗り込んでチャイを倒し、1号の任務は終わり。
次に2号と3号の任務は、タイのバンコクに行き、優秀だが狂っているナイ博士を殺す事だった。ナイ博士は彼の実験室で精製した麻薬を売って大儲けしていたのだった。このナイ博士の考えてることが、はっきりいってバカ!植物を一瞬にして枯らしてしまう液体を完成させるのだが、「がはははー!これで世界征服の日も近いなー!」なんて言ってる(そんなんで征服できるかー?)。
あげくのはてに、とんでもないものを完成させる。その名も「青銅液体」。これを人間に注射すると、体が青銅に変わり、痛みも感じず、不死身になるものだった。ナイ博士は、これを部下に注射し、全世界を攻撃する計画をし、世界征服の野望に燃えていた..(あほらし..)。この青銅人間を棒で叩くとキーン!カーン!と金属効果音がするのだが、ただ体を金色に塗っただけだから、金属のはずなのに、なぜか肉がたるんでる..。(笑)
2号と3号は、その青銅人間を倒すことができず、一時撤退する。そのあと、唐突にある一家が登場する。母親が家の外で飯を作っていて、子供がやってきて「ご飯まだー?」と聞き、「もうちょっと待ちなさい」という、ストーリーに全然関係ないシーンが始まる。そして子供がそばにあった草を手にとって「これ何?」と聞くと、「それは人間は食べれない毒草なの。こやしに使うのよ。そこに置いておきなさい。」と言う(もうこの時点で、この先のE級ストーリー展開が予想できる..)。
予想通り、その一家を通りかかった2号3号に青銅人間が襲いかかり、格闘。蹴られた一人の青銅人間がスゴイ確率でその置いていた毒草に顔から倒れ、ムシャムシャ食べて、もがいて死んでしまう。「弱点はコレだ!」と確信した2号3号は、その草を持って敵地に赴き、格闘中、次から次へとその草を青銅人間の口に入れ、青銅人間はそれを吐き出すでもなくムシャムシャ食べて全滅し、ナイ博士は2号3号によって倒されたのであった..。
その後、任務を達成し、クローンを作ったルーカス教授はSBIからお礼を言われるのだが、この教授も狂ってしまう。「世界的大発明に対して一言の礼だけかー!よーし、全世界に思い知らせてやるー!」と叫び、3体を闘わせて、残った優秀なクローンのみで世界征服をしようと考え、洗脳装置を使って3体で闘うよう命じる。3体が闘う中、教授の助手が、この闘いをやめさせようと洗脳装置を壊し、洗脳から解放された3体はそれぞれ、ルーカス教授の部下と闘う。この時、1号は3人の敵を相手におもむろにヌンチャクを取り出し、「ワチャー!オチャー!」と、ブルース・リーのごとく、まず振り回す。それを使って敵をバシバシ倒すのかと思いきや、カッコつけながら、うしろにヌンチャク投げてる..。(やってみたかっただけかーい!(笑))
ボクは、このクローンがどうなってしまうのか、ラストを大いに期待していた。3号は途中、殺人光線(これ使った方が世界征服できるような気が..)によって死んでしまったが、1号、2号はどうなってしまうのか!最後、ルーカス教授は、逃げているところをSBIによって捕らえられ、警察に連れていかれるところで、いきなり「THE END」のテロップ。おいおーい!なんじゃそりゃ!と叫んでしまった。あの二人のこれからはどうなってしまうのだろう、俳優としての3人は他の映画で見たことないけど何やっているんだろう、などと思ってしまった(笑)。
しかし、根本的な事を言って、なんであんな任務のためにブルース・リーのクローンをつくらなきゃならんかったのだろう..。(笑)
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