出演
香港コメディといえば、これをあげねばならないだろう。なにせ、それまでの香港映画を根底から変えてしまった作品だからだ。
厳密にいうと、「Mr.BOO!」シリーズ(香港ではシリーズではなく、それぞれ独立したもので日本で勝手にシリーズにしただけ。)
の「ギャンブル大将」がそうなのだが。つまり、それまでの香港映画は北京語(中国の標準語)が主流だったのだが、
この作品を広東語(つまり、地元の言葉)でやったところ大ヒットし、その後の香港映画の主流を広東語に変えてしまったという
作品なのだ。
ホイ兄弟はマイケルが長男、リッキーが三男、サミュエルが末っ子。サミュエルは歌手として当時、スーパースターだった。
サミュエルは出演する作品の主題歌のほとんどを作詞、作曲している。リッキーも歌手として有名。
リッキーのキャラっていいなあ。なんだかいるだけで笑わせてくれるって感じ。マイケルとかに、むりやりケガをするようなこと
をやらされて、助かったときのあの表情、GOOD!
マイケルのあの字では書けないケガしたときの叫び。いつもいばってるマイケルが、ほんとに痛そうにするところがいいわあ。
マイケルはコメディの研究をたくさんしたんだろうなあ。なんとなくドリフのパターンに似てる気もするんだけど。
(当時日本で大ブームだった「8時だよ!全員集合」なんか、ビデオで見てたりして。)
なんか、「MR.BOO!」っていうと、かなり古くてあんまり見る気しないっていう人もいるだろうが、
バカバカしいけど「なにやってんだか。」って感じで笑える。
スリだと思って、追いかけ、戦うシーン。調理場でブルース・リーのヌンチャクをパロってソーセージを武器にするところ笑える。
ちなみに、日本で初めて公開されたこの作品では、「Mr.BOO!」っていうのはマイケルが演じるキャラだけをさしているので
はなく、サミュエル、リッキーも含め、バイタリティにあふれ、いくらドジをふんでもひるまないど根性と、人からは決して憎まれ
ない性格の持ち主で、好奇心に満ちあふれている男のことを言うそうだ。とかいいながら、続編では、マイケル=「MR.BOO!」
になっているのだが...。
また、公開時のパンフレットでは、「ミスター・ブーと呼ばれるための10ヶ条」なるものが書かれてあった。
1.永遠に2枚目でない男であること/2.ケチ、しかし貯金はゼロの男であること/3.吉野屋の牛丼と、養老の滝の牛丼、
どちらがうまいか毎日食べ比べてみるような男であること。/4.カラオケで「うまい!プロになれ」と言われて、本当にレコード
会社に売り込みに行くような男であること。/5.時々、ネクタイのしめ方を忘れて鏡の前で1時間、真剣に悩むような男であること。
/6.「人生はかけだ」とえらそうなことをいいながらパチンコをやり、いつも負けて後悔するような男であること。/
7.女性には全く関心がないような顔をして、毎日パンツを変え、エチケット・ライオンと、ワキガを気にしてエイト・フォーを欠かさず
使用するような男であること。/8.もちろん女を愛し、男にも同等の愛情行為を向けられるような男であること。/
9.映画は東和(この作品の配給元)しか見ないといいながら、何とかタダで映画を見ようと努力するような男であること。/
10.決して、人を憎まないいい性格の男であること。
上記の10ヶ条を実行すれば、あなたも“ミスター・ブー”と呼ばれます!!わーいわーい!(なんにもうれしくない・・(笑))
出演
なんなんだ、このタイトルは。インベーダーなんてどのシーンにも出てこないし、作戦っていうのもどうかなあ。
マイケルが衣装着て、踊ってたあの格好が、インベーダーなのかなあ(そうはおもえんが..)。ほんま原題のほうが
内容に即している。
一番笑えたのは、クイズ番組でのシーン。クイズに正解すると賞品と引き替えに自分の持ち物を出さなければならず、
正解すればするほど、どんどん賞品も豪華になっていき、それに比例して解答者も大事なものを出さなければならない。
最後はもしこういう場にいたら、誰しもこうなってしまうかもと思ってちょっとぞっとしたが、笑えた。
ストーリー
テレビ局の売れない専属タレント、チ・マン(マイケル・ホイ)は、契約によって8年間無給で働かされていた。
弟(リッキー・ホイ)は、発明好き。チ・マンは、クイズ番組の司会をしたときに、弟の発明した催笑弾によって観客
を爆笑させたことがきっかけで、人気を得る。他局から誘いのあったチ・マンは、弟に協力してもらって契約書を盗みだそ
うとするが、社長の用心棒に弟を捕らえられ、金庫に閉じこめられてしまう。チ・マンはマジシャン(サミュエル・ホイ)に頼んで
弟を助け出すのだった・・・。
出演
マイケルが警備会社の隊長、サミュエルが副隊長、リッキーが新入隊員という役どころ。
車の免許をとるからと、室内教習するシーン。マイケルが歌うように運転の仕方を教えていくところ、広東語の言い回しがよくて、
爆笑してしまった。
ショットガンの銃口に指を突っ込んだら、暴発して撃ったほうがやられるなんてのも「ほんまかいな」と思いながらも笑える。
船上パーティーで警備しているとき、リッキーが船に潜りこんだ難民を助けるシーン。リッキーがテーブルに隠れた難民に食べ物
をあげるため、マイケルにバレないようにパントマイムをするところも笑える。
あいかわらずサミュエルの歌は、聞いてると楽しくなってくる感じで個人的にお気に入り。
ホイ三兄弟を最近、見なくなってしまったなあ。香港では、出演作がけっこう公開されているらしいんだけど、どうも日本には
入ってこない。唯一、サミュエル主演の「スウォーズマン」がビデオ化されたくらいだ。もっと、見てみたいなあ。
あっ、あの人がでてるコーナー
・トン・ピョウがまだ俳優ではなく、本職の競馬解説者として登場!!