地獄から来た女ドラゴン
地獄から来た女ドラゴン
おすすめランク B
原題:仇
出演
ジュディ・リー(嘉凌)
ヤン・クワン(楊群)
監督:ユー・フンチェ
1972年度作品
ジュディ・リーの映画初出演にして、初主演の作品!
兄をパイ率いる組織に惨殺されたサ・チェンマ(ジュディ・リー)
は、仇を討つべく上海にやってくる。
その上海にもパイらの横暴に果敢に立ち向かう一人の男、コウ・トウファン(ヤン・クワン)
がいた。パイの組織はコウの住む地域を支配しており、貧しい民衆は組織の
言いなりにならなければ生きていくことができないのであった。
コウは食糧倉庫など、パイが仕切る場所を力で叩きつぶし民衆を見方につけるが、
それをパイが許すはずもなかった。コウの仲間や家族は彼等の手により、
惨殺されるのであった。
パイの行方を探していたサ・チェンマは、パイの居場所を突き止め、
“天洞一”という店にやってくる。数十人の手下に襲われるが、サ・チェンマは
次々と彼らを倒し、そこへ怒りに燃えるコウも参戦するのだった。
しかし、パイの雇った白人殺し屋の銃弾に傷つくコウ。サ・チェンマは倒しても
倒しても襲ってくる手下たちの前にコウと共にひとまず退散するしかなかった。
コウは、傷を負いながら仲間の待つ食糧倉庫に戻ると、そこにはパイ一味が
待ち伏せしており、多数の斧により体をズタズタにされ、殺されてしまうのだった。
サ・チェンマは、無念そうな表情のまま死んでいるコウの姿と、兄の死が重なり、
怒り爆発!パイの隠れ家に乗り込むのだった・・・!!
ラストの10分以上に渡るジュディ・リーの立ち回りは、すごすぎ!パイを
何が何でも殺そうとする狂気をも感じさせる熱演は、初主演とは思えなかった。
ちょっと、その立ち回りで突っ込んでしまったのは、ジュディは一人では
到底ムリだろうと思える数の敵を次々と倒すのだが、みんな斧を持っていて、
斧を一斉にジュディめがけて投げたらいいのに、誰も投げてない。ジュディからは
何本か投げられて頭にグサッと刺さって死んじゃってる人もいたのに。
ま、手下全員がバカで気づかなかったことにしておきましょう(笑)
パイを最後追いつめたシーン。今まで我慢していたのだろうか、いきなりサ・チェンマは
口から血を流し、苦しみに耐えながら、パイに多数の斧を投げつける。
もだえるパイに対し、兄と同様の苦しみを与えるため、目をくりぬいて劇終!
ラストのこのシーンは残酷なんだけども、ボクは感動してしまった。
この作品は74年に日本でも公開された。劇場で見ることができた人が
ほんとうらやましい。
ジュディはその後、80年代前半まで十数本の作品に出演したが、現在は引退
している。
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