MYTH 神話

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出演
ジャッキー・チェン (成龍)
レオン・カーフェイ (梁家輝)
キム・ヒソン
チェ・ミンス
マリカ・シェラワット
ロー・ワイコン/ケン・ロー (廬恵光)

監督:スタンリー・トン
2005年度作品


ジャッキーが韓国、インドのスターと共演した半分武侠映画。劇場公開前の印象から、秦の時代の鎧をつけた格好でボクが好きなジャッキーの コミカルアクションができるわけがないと思い、劇場には見に行かなかった。今回、DVDで見たのだが、ボクが想像していたストーリーとは 全然ちがいましたな。ジャッキーが「戦国自衛隊」みたいに何かの拍子でタイムスリップしちゃって、そこで活躍して将軍になっちゃうのかと思ってました。 秦の時代と現代のジャッキーが別人とはね・・・。

紀元前220年。秦の始皇帝に仕えていた蒙毅将軍(ジャッキー・チェン)は、朝鮮王朝から嫁いでくるユシュウ妃(キム・ヒソン)の警護を任される。 ところが、突如、ユシュウの元婚約者でもあるチェ将軍(チェ・ミンス)の襲撃に遭う。ユシュウの乗った馬車が崖から落下しそうになると、 蒙毅はユシュウとともに転落、川に流されてしまう。

場面変わって現代の香港。考古学者のジャック(ジャッキー・チェン)は毎晩、自分が蒙毅将軍になっている夢をを見ていた。 ある日、ジャックは反重力の研究をしている物理学者で親友でもあるウィリアム(レオン・カーフェイ)に誘われ、インドの霊廟に向かう。 ここに伝わる空中浮揚の儀式が反重力の研究に役立つと考えたウィリアムは、霊廟にあった隕石と古代剣を盗み出すのだった・・・。

監督は「ポリス・ストーリー3」「レッド・ブロンクス」のスタンリー・トン。共演はレオン・カーフェイと、ボクはまるで韓国映画はわからんのだが、 「悲しき恋歌」のキム・ヒソンと「ソウル」「ユリョン」のチェン・ミンス。そんなに有名だったら、もう少しチェン・ミンスにも 出演シーン増やしてあげればよかったのに。

最近のレオン・カーフェイ作品を見てないからかもしれんが、どうもカーフェイは“むかしスター”だったって感じなのよね。 だから、なんか、レオン・カーフェイとジャッキーが共演したことって、全然、「すげー!」っておもわんかったな。 つーか、予告編とかの紹介で“レオンカーフェイ「愛人 ラマン」”って書いてる時点で古いがな。15年前でっせ。 メイキングでレオン・カーフェイが「ジャッキーと共演したかった!」なんて言ってるけど、「炎の大捜査線」で共演してるやーん!! ・・・・あれはやっぱり触れたくない過去なのね。(笑)

インドでは知らない人はいないというスター、マリカ・シェラワットはほんま美人だった。撮影中にマリカ・シェラワットがヌードになるという噂が 流れ、ジャッキーたちが記者会見をひらくという騒動にもなったらしい。

ジャッキーのコミカルアクションシーンは最高だった!槍を軸に剣をくるくる回転させてたら、ジャッキーの髪が切れていって しまうシーンを手始めに、“ネズミ捕り商品工場“でのアクションは「プロジェクトイーグル」などを思い出させるコミカルアクション で爆笑してしまった。なんか秦の時代シーンが金かかりすぎててジャッキー作品っぽくないなあなんて思っていたので、このシーンで ジャッキーらしさが伝わってきて、ボクがジャッキーに夢中になりまくっていた時代を思い出し、うれしくなってしまった。 しっかし、なんだあのジャッキーのパンツは!(笑)

ジャッキーの崖から崖へ飛び移るシーン。なんであんなうつし方するかな。1回目のジャンプはジャッキーっぽいけど、そのすぐあとに もう1回ジャンプするところは、CGっぽいしね。着地するときの体の動きがおかしい。

今までのジャッキー映画になかった印象に残ったシーンは、ジャッキーが敵の兵士たちを殺しまくり、血がプシャー!プシャー!と飛び散るシーン。 まあ、武侠映画なんだからあれくらいしてくれないとね。現実はあんなこと以上の残虐なことをしまくってきたんだからね。

兵馬俑でのロケシーンはジャッキーパワーだなーっと思った。あんなところ普通、撮影許可なんかしてくれんだろうしね。 もしジャッキーが“うっかり八兵衛”で1体ぶっこわしても、ジャッキーなら賠償できそうだしね。(笑)

終盤の滝の裏に隠された宮殿で、倒れたジャックをいきなり秦の時代の人間であるユシュウが助けにくるシーンで、 「えーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」と叫び、「なんじゃこりゃ!」と突っ込んでしまった! まあ、そのあと、ユシュウと南宮将軍が毒味で不老不死の仙薬を飲んだから生きることができ、蒙毅将軍を待っていた ことが説明されるんだけど・・・・ほんと“ふぁんたじー”ねえ!!(笑)

で、この宮殿が反重力なもんだから、ラストのバトルシーンとしては最悪。宙に浮いちゃうわけだから、「アイヤー!」と落下する わけでもないし、迫力がない。当然、CGとワイヤー使いまくりだしね。で、グー教授とジャックが壮絶なバトルを見せつけるかと思いきや、 ジャックは途中で逃げちゃうし。なんか「香港国際警察」でボクのジャッキー熱が再燃していただけに、なんかラストバトルがまるで盛り上がらなかったので がっかりした。

で、2000年を越えた愛みたいな感じでエンディングなのかと思ったら、ユシュウがジャックに「あなたは蒙毅ではないのね。私は蒙毅を待つ。」って言って 崩壊する宮殿に残ってジャックは脱出して終わり。・・・・そんなもん蒙毅なんて2000年前に死んどるわ!!ドアホ!!(怒)
こんな終わり方はあかんで。何にも感動せんがな。ファンタジーにしたいんやったら、ジャック=蒙毅にしちゃって、ユシュウと結ばれて終わらんと。

DVDの吹替え版はもちろん石丸さんがやってるんだけど、NGシーンまで日本語でやる必要ないやろー!ジャッキーが言ってることと 全然ちがうし、セリフ間違ったところを声優が「やだあ、もう!」なんて言っても興ざめなんだけど。

ジャッキーが50歳をすぎてもこれだけのことをやってくれてることに関しては、すごいと思うけど、ジャッキー映画では極力CGやワイヤーは 使ってほしくないんだよなあ。すでに“ジャッキー作品を見れるだけでもありがたいと思え”状態なんか!?ボクはまだジャッキーが「プロジェクトA」や 「香港国際警察」で見せたスーパースタントを“神話”としたくない!!(←うまくオチつけました(笑))


(2006年8月30日更新)

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