サモ・ハン・キンポー特集 VOL.3
サモ・ハン・キンポー特集 VOL.3

肥龍過江 (燃えよデブゴン)

おすすめランク    

出演
サモ・ハン・キンポー(洪金寶)
リン・ジァンミン (林建明)
レオン・カーヤン (梁家仁)
リー・ホイサン (李海生)
ロイ・チャオ (喬宏)
マン・ホイ (孟海)
ユン・ピョウ (元彪)
監督:サモ・ハン・キンポー(洪金寶)
1979年度作品
    
日本で“デブゴンシリーズ”と勝手にシリーズになった作品の中で、僕は最近まで「燃えよデブゴン7」と「プロジェクトD(デブゴン)」、そしてサンテレビ(関西のローカル局)の深夜に放送された「燃えよデブゴン出世拳」しか見たことがなかった。というか見たくても、他の作品はテレビじゃ放送されないし、僕がいつも通う10件ほどのレンタル店でもすでに廃盤なので置いてなかったのだ。ところがある日、友人が「なんかマニアックそうな香港映画がたくさん置いてあるレンタル店見つけた!」と言うので行ってみると.....。「スゲーーーーーーー!」の連発だった。なんと「燃えよデブゴンカエル拳対カニ拳」「燃えよデブゴン 正義への招待拳」「燃えよデブゴン 豚だカップル拳」がまるで僕を待っていたかのように(笑)置いてあったのである。そしてしばらくして、ある筋から、「燃えよデブゴン」もゲット!!かなりうれしかった!

ストーリーは簡単に言うと、田舎で豚飼いをしていたデブゴンが都会で食堂を開いている叔父さんのところで働くことになる。そこで、カネを払わないチンピラとケンカしたり、仕返しにあったり、友達の女性が組織に誘拐されて、それを助けに行って、強い奴と対決するという、まあ、この当時のよくあるストーリー展開。

デブゴンが、映画のスタントの仕事をすることになるシーン。出演する作品は当時、やたら作られていたブルース・リー似の主演映画だった。デブゴンは「リーとは大違いだ。」と言い、主役のリ−似の男をメタメタにした後、「ブルース・リーは俺が尊敬する英雄だ!俺の理想像をこわしてくれるな!彼の役なら真剣にやるんだ!」とのたまうのだった。
しっかし、サモハンの表情や仕草はほんと、ブルース・リーにそっくり。ブルース・リーの映画を見終わった後、リーのマネをした人はやったらいると思うが、その人たちがこの映画を見たら大爆笑するにちがいない。

敵役のリー・ホイサン(李海生)、ナニ人やねん。ラッツ&スターみたいに顔黒く塗って、パンチパーマ。他の作品ではハゲ役が多いから、ホイサンファン(いるのか?)は必見でしょう!

ラストの闘い。サモハンは人種不明の李海生、白人、レオン・カーヤン(梁家仁)の3人と闘うことになる。はじめ、3人まとめてかかってきそうだったので、サモ・ハンはかなり反則的なセリフをレオン・カーヤンに言う。「お前との闘いをこの映画の見せ場にしようぜ..」(オイオイ..)それを聞いたレオン・カーヤンも「うん。」と快く承諾している(笑)。そして格闘シーン。2人目まではブルース・リースタイルでの闘いなのだが、レオン・カーヤンとの対決では、サモハン流のクンフースタイルに変わり、なかなか見応えがあった。

もし、お近くのレンタル店、中古ビデオ店で「燃えよデブゴン」が置いてあったら、超レアな品物なので迷わず、ゲットしましょう!
燃えよデブゴン 正義への招待拳

おすすめランク    

出演
サモ・ハン・キンポー(洪金寶)
カール・マッカ (麥嘉)
ディーン・セキ(石天)
ウー・マ (午馬)
ラム・チェンイン (林正英)
チュン・ファト(鍾發)
監督:カール・マッカ (麥嘉)
1977年度作品
    
ストーリーは、ある金持ちの家に泥棒が入り、その昔、一枝花と呼ばれた有名な泥棒がしていたように、現場に一輪の花が残されていたことから始まる。
警察部長(カール・マッカ)は一枝花の居所を知るという懸賞金目当ての男ヒョー・ロリン(ディーン・セキ)に探すよう脅す。ヒョー・ロリンはある日、一輪の花を持った男、プー・チャン(サモ・ハン・キンポー)に出会う。はじめは一枝花だと思ったが、次第に一枝花をあこがれるただのデブ(笑)だとわかり、一緒に探すことになる。
やっと見つけた一枝花(ウー・マ)は、弱気なじいさんになっていて、ある女に恨まれて最強の殺し屋(チュン・ファット)に狙われてビクビクしていた。二人は一枝花を昔のかっこいい泥棒になってもらおうと努力する。そして最後、彼らは最強の殺し屋と闘うことになるのだった!!

一枝花が薄汚いじいさんから髪を切って化粧してかっこよくなったつもりのシーン。後ろ向きから振り返って、画像のように画面いっぱいに映ったのだが、なんか「かっこいいっていうかアホ面だなー」と思ってしまって爆笑してしまった。

ディーン・セキの演技が相変わらずバカすぎ!笑わせてくれるなあ..。今、ディーン・セキとかカール・マッカって何してるんだろう。パーフェクTVのスタープラスとかで、香港映画ファンのために「あの人は今?」みたいな番組をぜひぜひやってほしい!



洪福斉天 (ギャンブリング・ゴースト)

おすすめランク B   

出演
サモ・ハン・キンポー(洪金寶)
ニナ・リー (利智)
マン・ホイ (孟海)
ジェームズ・ウォン (黄霑)
スィップ・ウィンチョ (葉榮祖)
ウー・マ (午馬)
ラム・チェンイン (林正英)
ユン・ケイ (元奎)
チョン・プイ
チュン・ファト(鍾發)
ジェームズ・ティエン (田俊)
ビリー・チョウ (周比利)
監督:クリフトン・コウ    
1991年度作品
    
サモ・ハン完全主演作!サモ・ハン一人が大活躍する作品なんて、最近、日本に入ってこなかったが、この作品はサモ・ハンが一人三役もしている作品!

ストーリーは題名である程度わかるように、かつてギャンブル王だったじいさんが、霊となって自分の孫の前に現れ、孫に自分を殺した男を復讐させるかわりに、ギャンブル好きの孫に乗り移ったりして、大儲けさせてあげるというもの。

ゲスト出演がかなりうれしい人ばかり。といってもサモ・ハンと言えば、出てくる人は決まっているのだが..。 まずはリチャード・ンとフォン・ツイファン。二人とも警察役でチョコっとだけでている。次にラム・チェンイン。チェンインといえば道士さんなのだが、今回は背広にメガネ、髪は七三分けで、またまた祭壇の前で木の剣を振り回して道士さんのようなことをやってる。

他の作品のパロディなんかもやっていて爆笑した。サモ・ハンが夢を見ているシーン。サモ・ハンがゴッド・ギャンブラーになってユン・ケイ、チョン・プイと対決するのだが、まず、つけていたコンタクトレンズを落として、足でふんずけちゃってる。そしてチョン・プイが爆笑!チャウ・シンチーの「オール・フォー・ザ・ウィナー」でチョン・プイはのどにマイクをあてて話すギャンブラーだったのだが、この作品はマイクからひげ剃りに変わって、ジョリジョリやりながら、ギャンブルしてる。

ジェームズ・ティエン(田俊)のアクションがひさしぶりに見れたのはうれしかった。

この作品、とても90年代の作品とは思えないくらいなつかしい感じの作品だった。サモ・ハン一人三役をしているといえば、大抵ジャッキーがツイン・ドラゴンでやったように合成したりするはずなのだが、二人で会話しているシーンで、じいさんをサモハンがやっていれば、孫は他の太った代役を使ったりしていて、「なつかしいというか、低予算すぎ!」と思ってしまった。

サモ・ハンは相変わらず、強い!絶対、一緒に戦ってきた仲間にはケガをさせて(笑)、いいとこ持っていってしまう。ラスト、相棒のマン・ホイがビリー・チョウと戦ってビリーにボッコボコにされて戦線離脱、サモ・ハンが登場して、ビリーをメッタメタにしてしまう。あのリンチェイとも互角のビリーを倒しちゃうんだから、今度はサモ・ハンVSリンチェイを見てみたい。まあ、たぶんサモ・ハンのことだから、「リンチェイ、たまには負けろ。先輩をたててな。」とボソボソと小声で耳元でささやいて、リンチェイに勝ってしまうと思うが...。(笑)            
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