香港映画専門!「KASAHARA MOVIE GUIDE」:漆黒 ノワール
漆黒 ノワール
おすすめランク C
原題:公僕
出演
ダニー・リー (李修賢)
エディ・チャン
パークマン・ウォン(黄柏文)
シン・フイオン (成奎安)
監督:ダニー・リー (李修賢)
1984年度作品
ダニー・リーはこの作品で香港電影金像奨と台湾金馬奨の主演男優賞を受賞した。
ジャッキーのポリスストーリーみたいに強い刑事がとんでもないアクションを繰り広げるという派手さは全くなく、どこにでもいそうな
刑事の日常を描きながら、新米刑事とともに香港の麻薬組織に立ち向かっていくっていう展開なので、たいして特筆するところがない。
まあ、現実の世界じゃ、そんな激しい銃撃戦とか殴り合いなんてめったにないもんなあ。・・・映画なんだからそういうのやってほしいのではあるが(笑)
犯人を追跡中、ダニーが誤って子供を撃ってしまい、子供を死なせてしまうのだが、その後のダニーの苦悩がひしひしと伝わってきた。現実の世界でも
こういったことはあるだろうけど、ずっとトラウマになっちゃうだろうな。
ダニー・リーって誰?って人にちょっと紹介を。1953年生まれ。70年にショウ・ブラザーズの俳優養成所に入り、71年から「江湖行」
「水滸伝」といったカンフーアクションものに数多く出演した。彼のショウブラ時代の主演作で日本でもDVD化された「中国超人インフラマン」「北京原人の逆襲」
は個人的にお気に入り。チョウ・ユンファとの共演作も多く、「狼 男たちの挽歌最終章」は言うまでもない傑作。また、新人俳優を見出すのが上手く、
あのチャウ・シンチーを世に送り出したのもダニー・リーである。・・・まあ、その後、ダニー・リーはチャウ・シンチーに恩を仇で返され、激怒するんだけど・・(笑)
しっかしユンファと共演してるの多いし、主演作も多いのに日本ではメジャーにならなかったな。ボクなんか香港映画初心者の時ですら、すでに
ダニー・リーの名前は記憶してた(笑)。だって、「狼 男たちの挽歌最終章」の「ジェフリー!!」って叫んでショットガンぶっ放すシーン
、めっちゃかっこよかったもの!
この作品、ビデオはすでに廃盤でDVD化はされていないが、“ダニー・リーといえば刑事役”と言われるようになった原点の作品なので
ダニー・リーファンは要チェック!(いるのか?(笑))
(2008年8月3日更新)
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