香港映画専門!「KASAHARA MOVIE GUIDE」:ツインズ・エフェクト
ツインズ・エフェクト

おすすめランク 

原題:千機變
出演
シャーリーン・チョイ(蔡卓妍)(Twins)
ジリアン・チョン(鍾欣桐)(Twins)
イーキン・チェン (鄭伊健)
エディソン・チャン(陳冠希)
ジョシー・ホー(何超儀)
アンソニー・ウォン(黄秋生)
ジャッキー・チェン(成龍)
カレン・モク (莫文蔚)
ミッキー・ハート
チョン・ダッメン(張達明)
監督:ダンテ・ラム
共同監督:ドニー・イェン(甄子丹)
2003年度作品

香港のスーパーアイドルユニット、ツインズ(シャーリーン・チョイ(蔡卓妍)、ジリアン・チョン(鍾欣桐))が 主演、ジャッキーが特別出演、ドニーが共同監督ということで香港では話題になった作品。2004年4月4日に 開催された「第23回香港電影金像奨」で、編集賞、視覚効果賞、音響効果賞、アクション監督賞、衣装デザイン賞、美術賞 を受賞した。

ヴァンパイア・スレイヤー(始末人)のリーヴ(イーキン・チェン)はこれまで数多くの宿敵を倒してきた。 彼はパートナーのリリア(ジョシー・ホー)とともに強敵のデコテス公爵(ミッキー・ハート)を倒しに向かう。 駅構内でデコテスを発見したリーヴとリリアは、彼らに闘いを挑む。が、太刀打ちできず、デコテスは逃亡し、 リリアは命を失ってしまうのだった。

デコテスは、ヴァンパイア一族のプリンス6兄弟の生き血を奪い、「昼と夜の書」と呼ばれる秘伝書を入手しようとしていた。 その秘伝書を手にすれば、ヴァンパイア一族の頂点に君臨することができるのだった。5兄弟までの生き血を入手したデコテスは、 香港に逃げた最後のプリンス、カザフ(エディソン・チャン)を追うのだった。

リリアを失ったリーヴは香港で新しいパートナーでまだ見習いレベルのジプシー(ジリアン・チョン)と出会う。 ジプシーはリーヴの家に住むことになるが、そこにはリーヴの妹、ヘレン(シャーリーン・チョイ)がいて、二人はなかなか打ち解けずにいるのだった。

ある日ヘレンは、ある青年と出会い、恋に落ちる。その青年は夜間しか外出できず、食べ物も普通のものではなく、人間の 生き血しか食すことができなかったのである。その青年の正体はそう最後のプリンス、カザフだったのである・・・!

大阪梅田の三番街シネマで公開最終日に見に行ったのだが、とんでもなくガラガラ状態だった。まあ、ボクもジャッキーなんか 顔出しレベルでロクにアクションもせんだろうし、ツインズがいくらアクションしてもしょせんアイドルなんだから、「いやー! そんなことしたら大事なお顔にキズがついちゃうもーん。」とか言って「なめとんのか!」レベルのアクションしかしないと 思っていたのだが・・・。やりますねえ!!期待した以上の出来でございました!

ジャッキーは数分だけど救急車に乗りながらのジャッキーアクションや、クルクルアクション、電燈にスルスル登るアクション( ワイヤー疑惑あり(笑))をしっかりやってくれてたし、ツインズの二人もケガしまくりながら、おそらく泣きまくり ながら難度の高いアクションをしてくれていた。よく見ればわかるが、ジリアン・チョンなんか、劇中の数十分の間に、顔の全く 別の箇所に打ち身系のケガをしていて、ストーリーの中ではそのことに触れることはなかったので、完全にマジケガ状態。 化粧で隠してるのが、逆に痛々しかった。

ツインズは、“ツインズ”だからといって双子ではなく、同じ事務所にいたジリアンとシャーリーンが“双子のように”仲が よかったから結成されたユニットである。

ラストの戦いも含め、プリンス・カザフ役のエディソン・チャンが全くアクションを見せなかったのが、あの展開だとすごく 不可解ではあった。ずーっと生き血を飲めずに栄養失調・・という状態で終わってしまっている・・・。スケジュールの問題か?

イーキンのはじめのパートナー役のジョシー・ホー。ここ数年、よく見る女優さんやなあ・・・と思っていたが、 なかなかすごい人なのである。カナダ陸軍士官学校を卒業し、陸軍中尉の称号をもっていて(だからけっこう肉弾アクション できるんやね。)、 英語、北京語、広東語、スペイン語もしゃべれて、今は日本語を勉強しているそうである。そして、 マカオの実業家でもあり、カジノ王でもある人の娘さんだそうである。・・・はっきりいって一般人ではない(笑)

デコテス公爵役のミッキー・ハートは、ドニーが監督したドイツのTVで日本でもビデオ化されている「ザ・ピューマ」で 主演した人で、今回、ドニーの推薦により出演をしたそうである。

CGは使用しているものの、こっちがCG作品に見慣れてしまったせいかもしれないが、CGが気になるって感じでもなく、 アクション監督がドニーということもあって、それなりに 見せ場もあり、ストーリーも素直に楽しめる展開だったので、もっと宣伝して多くの人に見てもらいたかった。・・・ふと思ったけど、 僕が小学生、中学生の頃は、こういった作品だったら「絶対面白いはず!」と思って友達連れて見に行ったものだが、 なーんか気のせいかもしれないけど、最近、香港映画を映画館に見に行っても子供の姿が見受けられない・・・。この作品なんか、 子供に見てもらって、僕のように次世代の香港映画マニアになってもらいたいのに・・・。お子様をお持ちの方は、お子様と一緒に 香港映画を見て、マニアにするきっかけを作ってあげてください!小学生で、ジミー・ウォングやユン・ピョウを知ってる状態を、 作ってあげてください!!(笑)

(2014年8月16日加筆・修正)
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