チョウ・ユンファ特集 VOL.1
チョウ・ユンファ特集 VOL.1

蝶血双雄 (狼 男たちの挽歌最終章)

おすすめランク 
チョウ・ユンファ
出演
チョウ・ユンファ(周潤發)
ダニー・リー (李修賢)
サリー・イップ
シン・フイ・オン (成奎安)
チュウ・コン (朱江)
ケン・ツァン (曾江)
ウォン・グォンリョン (黄光亮)
製作: ツイ・ハーク (徐克) 監督: ジョン・ウー(呉宇森) 1989年度作品

この作品を友人と映画館で見たときの感動は今でも覚えている。小さな映画館で、おまけに観客はボクら2人と暇つぶしのサラリーマンだけだったが、ジョン・ウーの抜群のカメラワークとチョウ・ユンファの動きのカッコよさ。そしてあの銃撃戦でのユンファのベレッタ2丁の凄まじさ。どうしてこんな素晴らしい作品が、小劇場で公開されているのか理解できなかった。 まぁとにかく、「狼」でユンファとジョン・ウーに完全にハマってしまったのである。

オープニング。サリーの歌う「淺酔一生」が流れながら、ユンファが教会を出ていくシーン。あの“ジョン・ウー・スロー”がいい!

ボートからライフルで狙撃するシーン。太鼓が鳴り出して太鼓とユンファが交互に何度も映し出された後の、狙撃!ただ狙撃するだけで、ああいう撮し方した作品ってそれまで見たことなかったから、ほんとかっこよかった!

ユンファがシドニーの裏切りにあうところ。敵の侵入を察したユンファが椅子に座りながら、椅子を滑らせ敵を殺すシーン。この後、現場に来たダニーが、ユンファと同じことを真似るのだが、その時の、ユンファとダニーをダブらせた映像が、すばらしい。

ユンファとサリーのいた山荘にダニーがやってきて、そこから銃撃戦になるシーン。ユンファを捕らえようとするダニーに対して目の見えないサリーが、銃を向け引き金を引いてしまい、泣き叫ぶところは、この映画の中でもすごく印象に残るシーンだと思う。

ラストの教会での大銃撃シーンは、もうすごすぎ!何回見ても飽きない。

マリア像が破壊される時、大きな破片がカメラにぶつかるけど、あれってねらってやったのかなあ..。まあカメラにぶつかったことで、このシーンも忘れられないシーンになったのだが..。

銃弾の嵐の中、ユンファがダニーに「銃をくれ!」って叫んでからの2丁拳銃は、ほーんとカッコイイ!

ラスト、ユンファがシン・フイ・オンの銃弾に倒れるところはBGMもかなしい音楽で、ボクは映画館で少し涙してしまった..。

中学生の頃、周りの友人と飽きるほど、よくエアガンで銃撃戦ごっこをやっていた。ボクがよくやっていたのは2丁拳銃でスケボーに仰向けになって乗って撃つという、ユンファがよくやる銃撃スタイル!まあやっている方はカッコイイと思ってやっているのだが、友人にやらせてみるとなんかみっともなかったので、しばらくしてやめた(笑)

ストーリー
殺し屋ジェフリー(チョウ・ユンファ)は、殺しの仕事中に誤ってクラブの歌手ジェニー(サリー・イップ) を巻き込んでしまい、彼女を失明させてしまう。ジェフリーはその後、彼女の眼を治す手術費を得るために、次々と殺しを続けていった。いつしかジェニーに対して愛を感じるジェフリー。彼を執拗に追う刑事リー(ダニー・リー)とにも、やがて奇妙な友情が芽生えるようになる。だがその時、ジェフリーの命を狙う組織が忍び寄っていた。そしてジェフリーが愛と友情のために最後の拳銃を握ったとき、銃撃戦を超えた仁義なきガン・バトルが始まった!!


賭神 (ゴッド・ギャンブラー)

おすすめランク 

  

チョウ・ユンファ (周潤發)
アンディ・ラウ(劉徳華)
ジョイ・ウォン (王祖賢)
ヒョン・ワーキョン (向華強)
ン・マンタ(呉孟達)
チョン・マン(張敏)
シン・フイ・オン (成奎安)
ロン・フォン (龍方)
監督:バリー・ウォン (王晶) 1989年度作品

この作品は、試写会で見たのだが、ほんとおもしろかった!ユンファ作品が試写会でやること自体、めずらしいことだし、劇場は超満員で、見終わった後、口々に「おもしろかった。おもしろかった。」と言っているのを聞いて、一人、うれしく思っていた。試写会ではパンフレットがなかったのだが、もしかして、普通に見に行ったら売っていたのかも..。うーん、持っている人がいたら、非常にうらやましい..。

この作品は、「賭神」と呼ばれた実在の天才ギャンブラーをモデルに映画化された。そしてマカオ経済を支配する大物華僑、裏社会の大物たちが、チョウ・ユンファ主演を条件に映画化を許可したという、いわく付きの作品でもある。とかいいながら、その後、賭神の弟子とかなんやかんや言って、やったら似たような作品ばかり作られたのだが..。

賭神のテーマ音楽。聞くたびに鳥肌が立ってしまう。賭神のサントラとか売ってないのかなあ..。

賭神が山田組のカミヤマと対決するシーン。日本での対決ということで審判の声はベテラン声優、内海賢二氏。公開時の予告編のナレーションも内海さんだった。

その対決シーン。西脇美智子とのサイコロ勝負!6個のサイコロで数が少ない方が勝ちというゲーム。西脇さんが出したのは、全てのサイコロが1の合計6点。さて賭神はどうしたかというと、「ちょっと力を入れすぎたようだ..」って言って、一個が粉々になって合計5点。敵のカミヤマも「さすがはバクチの神!」って感心しちゃってる。(これはルール違反のような気が..。)

ユンファが地下鉄に乗って、武術の本を読んでいるシーン。刺客が襲ってくるのだが、ボディガードのドラゴン(ヒョン・ワーキョン)がボッコボコに倒してくれる。本で武術を学ぶより、ドラゴンに教えてもらった方が手っ取り早いと思うのだが..。(笑)

ユンファは電車を途中で停め、歩いていると、アンディの仕掛けた罠にはまって転落し、記憶喪失になってしまう。ここからはユンファの爆笑演技の連続!子供みたいになってアンディが叩こうとすると「アー!アー!アー!」って大声でわめいたり、挽歌シリーズしか見ていない人にとっては「これがあのユンファ?」って思ってしまうほどのバカっぷり。

記憶喪失にはなったが、自分がチョコレートが大好物なのは覚えていた。それも特定の高級チョコしか食わないところまで 覚えちゃっている。このチョコは香港に行くと、あるデパートで「賭神チョコ」として売られている。

アンディたちがドラゴンによってユンファが賭神だと知ってからのアクションシーン。ドラゴンのエスカレーターアクションがカーッコイイ!この作品のプロデューサーでもあるドラゴンだから、この作品作る前に、エスカレーター見ながら、「ここであんなことやったら、かっこええやろーなー」って妄想していて、アクション監督に「これ、やらしてくれい!」って頼んだのかもしれない(笑)。

アンディもけっこう、自分でガラス突っ込んだりとかしていた。アンディってたーくさん映画に出ているけど、この作品の役柄が一番あっているなと思う。

ユンファが、銃声におびえたあと、「ワー!!」って叫んで銃をとるシーン。足元にある銃を足に引っかけて手に取るところはかっこよかった!ボクも中学の頃、エアガンで、やったら練習して真似してしまった(笑)

ラスト、記憶喪失が治り、シンガポールの賭博の帝王、シンとのギャンブル決戦は、なかなか見応えがあった。

この作品はシリアスユンファとコメディユンファの魅力が充分堪能できる作品!この作品の正当の続編は「賭神2(邦題 ゴッド・ギャンブラー完結編)」とレオン・ライ主演の「賭神3之少年賭神(邦題 ゴッドギャンブラー 賭神伝説)」。この二つもかなりおもしろいので必見!


大丈夫日記

おすすめランク 
 

出演
チョウ・ユンファ (周潤發)
サリー・イップ
ジョイ・ウォン (王祖賢)
レイ・チーホン (李子雄)
ケント・チェン (鄭則士)
キャリー・ン (呉家麗)
デヴィッド・ウ− (胡大為)
タイ・ポー (太保)

製作:ツイ・ハーク (徐克) 監督:チュウ・ヤン (楚原) 1988年度作品

ストーリーは、ユンファが同時に二人の女性を愛してしまい、おまけに結婚までしてしまったので、2人をうまくごまかしながら、生活していこうとするが、そんなうまいこといくはずもなく、徐々にドツボにハマっていき、最後には二人からおっそろしい報復を受けてしまうというドタバタコメディ!

中盤のミュージカルシーンは最高!何回聞いてもその度に、なんだか楽しくなってくる気がしてボクはお気に入りのシーン。

病院のエレベーターでユンファとサリー、ジョイ・ウォンが乗り合わせてしまうシーン。ユンファが顔を見られないように、鉢植えで顔を隠すと、子供が葉っぱをむしりはじめ、ユンファがすごい形相をして「葉をむしるなー!」って叫び、その鉢植えを下に落っことしたとたん、とっさにその子供を抱っこして「カワイイ坊やですねー、ホントにかわいい。殺したいくらい..」って言うのだが、その言い方が、かーなりおもろい。

サリーとジョイ・ウォンがユンファにおしおきしようとするシーン。バレたことを知らないユンファにジョイ・ウォンが「嵐の前の静けさね」と言うところは、ちとコワかった..(笑)

ジョイ・ウォンに「飲むときは笑わせてくれないと..」と言われたユンファのネタがこれまた爆笑!始めてみたときは「ユンファが壊れてしまった−!」って思ってしまった!

ユンファの親友、レイ・チーホンがほんと、かわいそうだった。ここまで人がいいのもどうかと思うが...

内輪ネタもけっこうある。ユンファがラジオを聞くと、「今年度の最優秀男優賞はチョウ・ユンファです!」って言っていて、「またあいつが取ったのか..」って呟いたり、ユンファ主演のテレビドラマ「上海灘」の最終回をキャリー・ンが見ようとして、 「チョウ・ユンファの最期を見なきゃ」と言うと、ユンファが「バンバンって撃ち殺されるのさ」って言ったり。

ラストのオチが「そんなんでいいんかい!」てな反則オチ!だけどユンファのあの姿は爆笑やった−。

監督は「ポリスストーリー」で組織のボス役を演じていたチュウ・ヤン(楚原)。彼は香港映画史の初期から監督として数々の作品を作ってきた人だそうだ。

この作品を見終わったときは、爆笑しすぎて疲れてしまった。ボクはいまだにこの作品を越えるコメディ作品には出会っていない。これを見たときは、ユンファの多才な演技力にただただ感服するばかりだった。挽歌シリーズであんなカッコイイ演技をしておきながら、こんなバカ演技をしてしまうとは..。
他の俳優と違うのは、“カッコイイ!”で売っている俳優が、こういうコメディに出ても、どこかに「オレはかっこいいんだ!」ってなものが感じられて、素直に爆笑できないのだが、ユンファの場合、コメディ作品だとほんと、“コメディアン!”になっていて、知らないうちに観客に大爆笑させちゃっているところがすごいと思う。ユンファ!頼むから、1年に1回くらい香港でコメディ作品つくってくれ−!


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