ウ・ミンサイの爆笑少林寺
ウ・ミンサイの爆笑少林寺

おすすめランク    

原題:潮洲笑漢
出演
ウ・ミンサイ(呉明才)
ファン・メイシェン (樊梅生)
ユエン・シャオティエン(袁小田)
1982年度作品

昔っから、タイトルからむっちゃおもしろそうで(ワシだけ?)、見たくて仕方がなかった作品!!だったのだが・・・・・。

ある日、馬じいさん(ファン・メイシェン)が道を歩いていると19年ぶりにこじき大将(ユエン・シャオティエン)に会う。 こじき大将によると息子のガマ小僧(ウ・ミンサイ)が大盗賊熊五を捕まえに順徳に向かったため、追っているところらしい。馬じいさん も探すように頼まれたので、仏山に行った後、順徳に向かうことを告げ、二人は別れた。

馬じいさんは道中、カエルを師匠と呼んで、道端でピョンピョン飛んだりしながら修行をしている “脳にウジムシがわいたかと思われ、通常は誰も近づきそうもない”男に遭遇する。男は「お前の故郷はどこだ?」 と聞かれるが、「なんで答えなきゃならんねん。」と馬じいさんと対決。対決しながら、「イテテテ・・・」とケガをして、 「大丈夫か?」と近づいたら「うそぴょーん!」と殴り返すという低レベルすぎることを大の大人が繰り返す。

その後、しばらくこんな二人の低レベルの争いが続いた後、その男が馬じいさんが探そうとしていたガマ小僧だと わかり、ガマ小僧も子供の頃、馬じいさんが世話してくれたことを思い出し、仲良くなるかと思いきや、また馬じいさんを騙し、 馬をかっぱらって、逃げてしまう。

ガマ小僧は逃げている途中で、ある同郷の兄妹がヤクザに「なに、許可もなくこんなところで商売しとんねん!ワレェェ!」と 暴行されているのを見かけ、助ける。兄妹から「妹が重病におかされているが、治療費もないので病院に行くことができない。」と 聞かされたガマ小僧はガマ小僧的にはかなりの名案を思いついたらしく、即実行。名案とは指名手配されている大盗賊熊五に兄を 変装させて、賞金をもらっちゃおうというもの。

結果的にその名案は成功し、兄は逮捕され、賞金がガマ小僧の手に入る。 ガマ小僧はすぐに妹のもとに向かうと、妹は元気そうに「病気治ったわ。」と「あれぇぇぇ?」ってな、ふざけすぎの展開。「ところで兄さんはどこ?」と 聞く妹にガマ小僧はここでも「兄さんはえらくなった。」だの、ウソのオンパレードをしはじめる。すると、兄さんが 死刑されるため刑場に向かうのを目撃する。「兄さんを助けなきゃ!」と泣きじゃくる妹ではなくガマ小僧(←お前が全て悪い!)。

で、結局どうなったかというと、兄さんは結局助けられずに死亡。妹もいきなり殺されて死亡。ガマ小僧は馬じいさんと共に大盗賊熊五を 無事倒して、コメディっぽく「THE END」。

「俺の大切な時間を返してくれえ!!!」(笑)

ストーリー全体が、“あばれはっちゃく”の親父(←東野英心)みたいに「おまえのバカさ加減には、父ちゃんナミダでてくらぃ!!」と 言いたくなるバカっぷりだし、ウソ、ハッタリ、騙しの連続で、「いいかげんにしろ!」とムカつき指数急上昇状態。

この当時のカンフー映画モノって、もっと話し合えばこんなことにならないであろうと思われるストーリー展開が多い気がする。 まあ、結局、カンフーアクションを見れればよいというストーリー軽視の面が多かったからだと思われるが、しっかしこんな ストーリーはないでっせ。ひどすぎるわ。

編集もカメラワークもいいかげんなところが多いし、、ユエン・シャオティエン登場シーンも後ろ向きが多くて、 代役使いまくりだし、いいところなさすぎ。

評価できたところといえば、ウ・ミンサイのボディがサモ・ハン系であるうえに、サモ・ハン並の動きができていたことくらい。 にもかかわらず、あまり出演作が多くない(キン・フー監督モノ限定で出演作は多い。)のは、おそらく「サモ・ハンは二人いらない。」ってことだったのだと思う。 近年は映画プロデューサー(「ジョイ・ウォンの魔界伝説」など)、そして上海のヤクザの大物(←またかい(笑))として活躍(?)しているらしい。

邦題「ウ・ミンサイの爆笑少林寺」自体、大ウソ。少林寺でもないし、誰も「爆笑」してない。いや、爆笑してたら、 その人、すでに脳にウジムシわいちゃってます(笑)。
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