チーム・ローレジのカメラマンの凡蔵です。
そして、リーダー・ぴくみん君と共に「オブジェ探索」をしている流浪人です。

今回は機材紹介を兼ねて、オブジェ探索を始めるまでの経緯を少々。

ぴくみん君とは中学生のころからのクサレ縁・・失礼(^^、友人で、学生時代は
「付かず、離れず」でした。ルパンと五右衛門のような?
そんなぴくみん君と「写真撮影を兼ねたドライブにでも行ってみるか。」という提案
が出たのは、ある晴れた日の午後のこと。
せっかくイイ天気なのに家でゴロゴロしていてはもったいナイ。そのころ私の職場の
上司から譲り受けたペンタックスA3と、叔父のペトリV6などのテスト撮影も含め
て「晴れた休日撮影会」の開始となったワケです。2000年、世紀末の秋のことで
す。

はじめのころ行った場所はというと、阪神間の三大秘境の一つ武田尾駅や今津の旧灯
台などです。

回数を重ねたその年の冬のことです、「アレ」に出くわしたのは・・・

その日の最終目的地は「六甲アイランド」だったのですが、冬ということもあり、到
着したときにはもう辺りは薄暗くなりはじめていました。
六甲アイランドに掛かる橋を車で渡りきってすぐの所は、左右に分かれるT字路に
なっていますよね?その向かって右側に「奇っ怪なポージングの少女像」があるのを
ご存じでしょうか?
夕暮れにともない、どんどん視界が悪くなる状況で、その銅板で出来た少女の像はま
ぎれも無く「オーラ」を放っていました。
大股開きで仁王立ち、左右に広げた両手の間には長く伸びた首。その首も途中で屈折
し、なおかつ彼女の顔は笑っている?!
最初は???な感じでしたが、我々二人(特にぴくみん君)は、いたく感動し「探せ
ばまだあるんじゃナイか?」と六アイを軽く散策してみると・・・アルわ!あるわ!
ヘンな石像、変わった銅像の数々!!いつもは注意して見ていないだけに妙に新鮮な
オブジェ群!そのユーモラスな格好や表情が、我ら休日浪人を虜にしました。

それ以来、撮影ドライブで車を走らせていても、ふと無意識の内に探してしまう銅像
石像、看板や建築物に不思議な人々。
まず、その日の目的地を決めて、そこへ行く道中で「オブジェ探索」をするというス
タイルが定着しました。それらの冒険談はまた、その内に・・・

「それ」から一年ほどして、ぴくみん君率いるドリフトチーム「Law Resist」のHP
が起ち上がることが決まり、その管理者(当時)であり、チームの要である、うっちゃんさん
のご好意により、我々が今まで撮影してきた「オブジェ・フォト」を公開する運びと
なりました。撮影した写真は現在アルバム6冊を数えます。
今だ選考中のモノも・・・

しかし、ぴくみん君のドリフトなども撮影するようになり、いままでのカメラ・レン
ズではカバーしきれなくなってきたので(写ルンです、ポケットカメラなども使って
ました)それらを全て売り払って、ごひいきだったミノルタの最新鋭普及機の
α-sweetUの購入となったワケです。本などで密かに選んでいたのですが、だいぶ迷
いました。

なによりもまずコンパクトカメラ並みに軽量なことがイイですね(^^
山に登ったり、長距離を歩いたりして撮ることもあるので助かります。さらには軽量
でいてプロ並みに多機能です。愛用しているワリには知らない機能も結構たくさん・

それに、初代機ではやや女性的なデザインだったのが、Uになってからは往年のク
ローム(シルバー)ボディを彷彿とさせるものに変わったのも購入動機ですね。
液晶画面を見ながらダイヤル・ボタン操作というのは、まるで携帯電話の
ような感覚。
2001年発売、まさに21世紀型のミノルタ一眼レフを示唆する名機だとう。
でも望遠レンズやカメラバック、三脚などセットでの購入だったので結構高かった
(T-T;

ハードなアクションが予想される場合はこれを持って行きます。
では、撮影に出発!(^-^/

戻る