作:香山美子    絵:柿本幸造    ひさかたチャイルド出版

 

いすにすわっているうさぎさんの絵がほのぼのとして可愛いので、手にとって中を開いてみると、絵の通り、とっても優しくあたたかい気持ちになれる本です。

「でもからっぽにしてしまってはあとのひとにおきのどく。」という、繰り返しのこの言葉が、他人をおもいやる優しい気持ちを与えてくれます。

人をだましたり傷つけたりという殺ばくとした事件が多いこの頃ですが、ぜひお子さんに読んであげてください。

こんな、さりげない親切ができる人になってくれたらなんて素敵なことでしょう。

最後のろばさんのねぼけた顔が、とってもかわいいですよ!