HCM市・Fiona ニャチャンといえば泥温泉! P氏が以前仕事でニャチャンにいったときに泥温泉に入ってきたのに、私は入ったことがないので、友達とダイビングするためにニャチャンを訪れた機会に、温泉体験してみることにした。 宿泊したホテルに泥温泉の案内ボードが掲げられていたので、ホテルで申し込みをすることにする。送迎を頼むと片道一人1万ドン、ビーチから15分ほどの距離なのでタクシーで行くよりお得である。 朝9時に送迎を頼んだのだが、ベトナム時間だからちょっとぐらい遅れてもいいだろうと、朝食をとってから5分過ぎにホテルに戻ると、送迎車は行ってしまった後であった。送迎は1時間後とになっており、各ホテルでピックアップするため待っていてくれないらしい。 しょうがないので、タクシーを呼んでもらい、自力で行くことに。タクシーだと確か5万ドン程度だったと思う。 細いうねうねした民家の立ち並ぶ道をずんずん入っていき、家がまばらになってきたその突き当たりに、突然温泉のゲートが見えてくる。 私たちは支払いをホテルで済ませていたので、領収書と引き換えにチケットを受け取る。 このとき、係員が帰りのバスの時刻を教えてくれるので、忘れずに確認。 一応外国人がくることも想定して英語の案内も書かれており、チケットもぎりの人だけは英語を話してくれた。今後日本人が増えることを期待してなのか、チケットもぎりのお兄さんが私に「Over thereという日本語はなんと言うんですか?」と英語で話しかけてきたので、「あちらです」と教えてあげると、「あちらです、あちらです」と呪文のように唱えていた。もし「あちらです」と日本語でいわれたら、Fionaが教えてあげたんだって思い出してね。 ![]() 歩いた先の正面にロッカーが並んでいるので、そこでお姉さんにチケットを渡すと、ロッカーにかける錠前とタオルをくれる。 タオルは洗濯を59回は繰り返したね、というかんじの偽物ミッキーのタオルであった。他の人のタオルを観察していると、どうやらベトナム人には無地のタオル、外国人には柄物を渡しているようである。 錠前に書かれた番号のロッカーへ行き荷物を入れる。更衣室がロッカーの脇にあるが、あらかじめ水着を下にきていったので、ロッカーの前でじゃんじゃん脱いでしまうことにする。 ![]() 係員が「こっちこっち」と手招きするのについていって階段の上に上がる。 私たちはサンダルをはいてあがってしまったが、置く場所に困るので、ロッカーに入れてはだしで行ったほうがよい。泥を含んだ水がじゃんじゃん階段を流れているのですべりやすいし。 最初にシャワーを浴びる。これも温泉で、温かくて気持ちがよい。 ![]() みな洋服を着用しているように見えるが、水着を持っていない人はここで紺色のタンクトップと短パンを貸してくれるようだ。 私たちは上の方に並んでいる細長いたらいのようなバスタブに案内される。 ![]() P氏が以前「冷たかった」といっていたのだが、そんなことはなく半身浴にちょうどいいぐらいの温かさ。泥温泉にも「スペシャル」とそうでないものがあるようなので、P氏がはいったのはスペシャルじゃないほうだったのかもしれない。 係員が一人一本ミネラルウォーターを持ってきてくれる。 泥とお湯を混ぜているのだが、肌触りはなめらかで、色は灰褐色。とてもよい香りがする。 ![]() 周りはユーカリ林になっていて、葉をとってちぎると、心地よい香りが立ちこめる。 この温泉、肌にとてもよいという話をきいていたので、お肌の曲がり角を過ぎたばかりの私たち(うそです〜)は、顔のマッサージをしてみた。が、顔に泥は思うようにつかない。 しばらく入っていると、だんだん体の上に泥が沈殿してきたので、それをとって顔にぬってみると、いいかんじで肌にすいつく。あとでつるつる・しっとりになるので、おすすめです。 ![]() 常連ぽいおじさんの行動を観察してみると、並べておいてあるベッドに寝そべって体の泥をかわかすらしい。 私たちもそれにならって乾かすことにしたが、日差しが強くて泥の形にまだらにやけても困るので、適当なところでシャワーで泥を流す。 水着の中にも泥が入り込んでいるため、流しても流しても泥が流れるが、適当なところで切り上げて、今度は温泉に向かう。 ![]() そばで係員がいつもついているので、透明なお風呂に入っているのはちょっと照れくさい感じなのだが、突然この係員が日本語で話しかけてきた。 なんでお湯の入れ替えをしている係員が日本語をしゃべるの?と驚いていると、彼はホーチミンの人で、大学を出た後就職し、その会社が今度ファンティエットにここと同じような温泉を作ることになったので、1ヵ月間だけここで研修を受けているとのことだ。日本語はそれほど上手とはいえないが、大卒だし、きっとマネージャー候補なのだろう。さらに、私たちのことを「25歳」といっていたので、いい人に違いない。 ファンティエットの温泉は2005年オープン予定とのことなので、そちらも楽しみである。 入っている間に水着の間からどんどん泥がでてくるので、ここで体中の泥を流しましょう。ここの温泉は入った後シャワーを浴びないように、と書いてあるので、あとでシャワーは必要ない。それにベトナムのシャワー室はとても期待できる代物じゃないしね。。。 ![]() 最後に更衣室に入ってちゃっちゃと着替えをし、終了。 食堂もあるので、帰りのバスの時間までお茶したり食事をしたりすることもできる。ただし、ここの食堂の職員の態度は最悪。最後の最後で何かしらいやな思いをするのが、ここベトナムだ。 ![]() ちなみに粉末の泥も売っていた。こちらのほうが25000ドンくらいの値段だった。 家に帰って泥パックの効果があれば、また次回きたときに買い求めることにしよう。 ここの温泉はFiona一押し! ニャチャンに行く機会があれば、ぜひ立ち寄ってね! <利用料金> スペシャル泥温泉 シングルタブ 150,000VND ダブルタブ 200,000VND ![]() 大人 50,000VND 子供 25,000VND 温泉 1人 50,000VND 2人以上利用の場合、1人 35,000VND 子供 15,000VND プール 大人 20,000VND 中・高生(?) 15,000VND 子供 5,000VND その他、スチームバス、マッサージ、ゲストハウス、バンガロー、売店、床屋あり。 右上の写真のような、V.I.P SPAも用意されているようだ。 <所在地> THAP BA HOT SPRING CENTER (Suoi Khoang Nong Thap Ba) 25 Ngoc Son, Ngoc Hiep, Nha Trang Tel: 058-830090, 834939 Fax: 058-835287 Web: http://www.thapbahotspring.com ![]() |