ベトナム旅行で夢がかなう!
   
奈良県・ちさと さん

ベトナム旅行が決まってから、我が家では何がしたいという話になったのです。
@主人は子どものころからの夢だった「幼虫」を食べること。
A私は20代のころからの夢だった「アオザイ」を作ること。
B7歳の娘はアオザイを作っても、成長して、すぐにサイズがあわなくなるから「サマードレス」を作ること。
C3歳の息子は???

私の夢は2日目のお昼からスタート。
ちょうど息子のお昼寝タイム。今だ、静かだ、チャンス到来です。
「アオザイ」のお店に行きました。たくさんの生地!布が大好きな私は見ているだけで幸せでした。
ちょうど花嫁さんが、水色のアオザイ風ウェディングドレスが出来上がり、試着されているところでした。ドレスは花嫁さんにとても似合っていてキレイでした。あんなステキなものも出来るのだと感心しました。
さあ、次は、私の「アオザイ」です。色は黒と決めていたので、あとはどの生地を選ぶかです。私は地模様も何もない黒で、すそに赤い小さな花のあるものにしました。
日本で考えていた形を絵に描いて、店員さんに伝えました。夏はノースリーブとストールで。寒いときはオオガンジーのブラウスを中に着ます。夏・冬と両季節で着られたらと思って考えたものです。袖口はアオザイと同じ生地でアクセントを。うまく伝わったかな…。
隣で娘もとても楽しそうに生地を選んでいます。店員さんに手伝ってもらって選んだ生地は、ピンクで小さな穴が空いているものです。形はお店にあった写真からみつけました。「今くるよちゃん」のようなヒラヒラ、ダンダンです。サイズがよくわかるように娘がいつも着ているサマードレスを持って行っていたので、預けることにしま した。
明日の出来上がりが楽しみです。

@主人の夢はその日の夕ご飯でかないました。
Fionaさんに教えて頂いたお店へ。壁に「椰子虫」の文字が!!
住所を印刷していった紙を持って店に入ると、そのことが女将さんに伝わったようで、私たちに興味津々でベトナム語で話しかけてきました。
ベトナム語ができない私たちは「食べる指さし会話集」を使って、その他の注文をしていると、その本を貸し てほしいとのこと。私たちが食べている間、本は店にいる手の空いた店員さんたちが、代わる代わる食い入るように見ていました。
「椰子虫」を食べた主人の感想は、身の部分は意外と少なくて、大きさの割にはすかすかした感じ。皮が少しビニールっぽい味がしたが、にんにくが効いてまずまずの味 だったと言っていました。1匹食べた私は…1匹でいいです。
いつまでも本を離さず眺めている女将さんを見て、とても日本語に興味があることを知った私たちは本をプレゼントすることにしました。「どうぞ」ってジェスチャーで伝えると、跳び上がって喜んでいました。本の値段を 聞かれたの書いて答えると、とてもビックリしておられました。ちなみに1500円の本です。
今度そのお店に日本語で何かがあったら、私たちが本をプレゼントしたからでしょうね。
Tan Lac Vien 住所: 70 Nguyen Thai Binh, Q.1 電話: 8210330 というお店です。

次の日にA「アオザイ」とB「サマードレス」が出来上がってきました。
私が思っていたとおりの仕上がりで、大満足!!
正当な「アオザイ」と、違う形をお願いしたので、店員さんにうまく伝わってよかったです。
娘はヒラヒラドレスに大喜び!!帰国の日、作ったサマードレスを着て帰りました。


C3歳の息子は何が食べたいとか、何がほしいとか言わないので、主人と、何がいいか…と考えていたのですが、一番喜んだものがメコンデルタツアーでの「大蛇」体験でした。

Fionaさんには、行く前からメールでいろいろ教えて頂き、フックさんにはメコンデルタツアーで大変お世話になり、とても楽しい旅行ができました。お二人に感謝しています。
(2004年8月)

Fiona:オーダーメイド、素敵なものができあがってよかったですね!
椰子虫を食べることが小さいころからの夢というご主人の血をひく、大蛇に大喜びの息子さん。。。行く末がとても楽しみです。
ちさとさんのご主人はHP「奈良グルメ図鑑」を作成されていて、その中のコラム「ホーチミングルメ図鑑」にベトナム料理のことが詳しくレポートされています。ぜひ見てくださいね!