曇り

この記号を初めて見た時、凄く疑問に思って、その疑問をすぐにナミにぶつけてみた。
「何で、曇りなのに二重丸なんだ?」
「さあ〜?何でだろうね。
 おそらく快晴が丸だから、それに一本縦線引いたのが晴れで、中に丸を入れたのが、曇りになったんだと思うけどね。」
「でもさ、それなら晴れを二重丸で曇りを縦線でもいいと思うぞ?」
「まあ、言われればそうだけど。」
「それにさ、晴れた方が光合成できたり、ソーラーパワーを貯めるんでも、より効率が良いと思うんだ。だから、なんで晴れが、二重丸じゃないのか、凄く疑問だよ。」
「あら。晴れが、全て曇りより優れているとは限らないんじゃない?
 人にとって直射日光はなかなか嫌なものだと思うけど?眩しいし、日焼けだってよりしちゃうじゃない?」
「ナミ、紫外線量は、晴れでも曇りでも地表に降り注いでくる量は一緒だぞ。UV対策をするなら、天気がどうでも、ちゃんと対策しないといけないぞ。」
「勿論わかってるわよ。私が指摘したのは、感覚的というか、感情的なものよ。でもそういうとチョッパーの指摘も、感覚的なものだと思うわよ。」
「そうかな?」
「そうよ。実際は音の長さの違いかもよ?」
「音の長さ?」
「そう音の長さ。晴れは2音、曇りは3音でしょう。そして縦線って丸描くよりも早く描けるでしょう?
 聞きながら天気図を描くから、そのちょっとした時間が結構重要なのよ。」
「じゃあそれが正解か?」
「さあ、正解かどうかは、わからないわよ。」

今こうしてひとりぼっちになって、まあ実際はひとりぼっちではなけれど、仲間としたたわいのない会話を色々思い出す。
あのナミとの「曇り」の記号についての会話は、思い込みは良くない、ということを思い出させる。
色んな考えは、一つのことから導きだされたものも沢山あるが、多角的に様々な考え方からだされたものもまた沢山あるということだ。
一つの思いに凝り固まってしまったら、正しい答えを導きだせない可能性もあるのだ。
これから約束の日までの2年間、オレは様々なことを吸収して、成長しなくてはいけない。
また皆で旅を続けるために。
そういう命題がある今、既成観念に縛られてはいけないと思う。特にこんな変わった島に来てしまったんだから、ニュートラルな頭で全てのことに立ち向かい、考え、昇華していきたい。
思い描いているような未来のオレになれたらきっと、皆驚くだろうなあ。
それを楽しみに頑張らないと、な!



これも上手くまとまらない・・

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