6.ダイアクマスの正体
実験に使われた人間はマグロアという名の重罪人だった。
彼はどれぐらいの魔獣と結合させられたのだろうか。
気がついた時、彼の体は超魔獣となっていたのだ。
超魔獣の力を得たマグロアは怒り狂い魔界ゾーンのすべての文明を
滅ぼしてしまったのだ。
わずかに生き残った古代人はマグロアの呪いで
今の妖精の姿となりこの遺跡でひっそりと暮らしていたのであった。
「もしや、そのマグロアがダイアクマスの正体では?」バンは言った。