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山 名 白神岳 (しらかみだけ) 標 高 1.235m (1等三角点) 山歩日 2011年.8月.7日(日) 天気 晴れ コース マテ山コース (標準コース) 距 離 14.0km 標高差 1.000m 時 間 7・5時間(ゆっくりペース) |
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● 白神山地と主峰 「白神岳」 白神山地は青森・秋田両県にまたがる山岳地帯の総称で、その規模約13万ヘクタールとされています。 白神山地の殆どがブナ林で、その広さは世界最大級といわれています。動・植物の宝庫となっており、国の天然 記念物 クマゲラ・イヌワシを始めツキノワグマ・ニホンカモシカ・ニホンザル等が生息するほか植物については、 南限・北限の混成地帯となっており、その種類の多さは驚きです。平成5年,この山地のうち約1万7千ヘクタール が「世界遺産」に登録されました。今日まで手付かずの原始の森が残る白神山地は四季折々にさまざまな表情 をみせ、、登山客の心を魅了してきました。 ● マテ山コース 白神岳登山口から出発し、二股コースとの分岐点から蟶山の頂上に向かうこのコースは、昭和58年に初心者用 開設されました。今では一般的な白神岳登山道となっています。斜面をなだらかに登る「最後の水場」までは所々 に湧き水があり、青森ヒバが多く見られます。「最後の水場」は疲れた身体を癒してくれるオアシスです。その後 ジグザグな急登となり、ブナが優占してきます。山頂からは日本海、男鹿半島、能代平野、世界遺産の核心地域 岩木山、八甲田山が見られる大パノラマです。 標高200mから山頂1.235m、標高差1.000mを超える登山は決して楽ではない山である。 |
白神岳登山口 | 二股分岐に設置されていた看板 |
二股分岐の美女達? | 「最後の水場」湧き出る水、美味だった | ひっそり咲いていた「ソバナ」 |
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「最後の水場」を過ぎると急斜面が続いて行く |
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急登が過ぎフラットになったブナ林の中を行く 、次第にブナ林も深くなり白神山地らしい・・・ |
ブナの木に熊の爪跡が付いていた |
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白神岳避難小屋に到着 | 山頂 1等三角点 △1.235m |
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山頂到着 周りガスが出てきて眺望無し | 巨大ブナが青空にそびえる |
道々で見かけた 花々 | ||
ミヤマアキノキリンソウ | マルバタケブキ |
シナノオトギリ | オオバギボウシ |
ハクサンシャジン | オニアザミ |
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● 世界遺産・白神山地 白神山地は、日本本州の北部、日本海側の標高約200mから1.250mの山地帯に位置する。 東アジアで最大の原生的なブナ林が広がる地域で、約8.000〜12.000年前に北日本の丘陵や山地を 覆っていた冷温帯ブナ林が残存しています。 白神山地には、世界的にもまれな多雪環境を反映して、日本固有種のブナを主とする森林生態系が広 がり、多様な植物群が共存し、クマゲラ、ニホンカモシカ、ツキノワグマなど豊富な動物が生息し、 つながりあっています。 ● 岳岱(たけだい) 岳岱とは標高620mの秋田県藤里町に位置するブナを主とする天然林です。 正式名称は「岳岱自然観察教育林」世界遺産地域に隣接しており、藤里町中心部から車で登山口まで 約40分で到着します。平成4年に自然観察教育林に指定されました。ベンチや一部車椅子でも利用 可能なウッドチップの歩道も整備されております。 山歩日 8月8日(月) 天気 晴れのち 小雨 |
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白神山地世界遺産センター(藤里館)で 案内の佐藤さんよりレクチャーを受ける。 |
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田苗代湿原で色々説明を聞く、熊が昨日通って、ミズバショウの実を食べた足跡もあり動物との共生を実感しました。 |
湿原の花いっぱい咲いていました |
岳岱自然観察教育林の入口で昼食, 温かい味噌汁にミズをいれ、リーダー(奥さん)の手作り(地元野菜)の弁当美味しかった。 |
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岳岱は苔むした岩塊と原生的ブナ林が調和した風景林で自然観察には最適な場所です |
岳岱のシンボル「400年ブナ」 |
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白い峰が宿る嶺に降る雨や雪は母なる樹ブナの根に蓄えられ森の生命をささえる。 |
ヤマアジサイ 受精済んだら花ビラは裏返るそうです |
クマイチゴ 熊が大好きで食べるから名前が付いた |
カエル 水場で見かけたカエル名前? |
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