□作者名/ 上総朋大 -(2011/05/07(Sat) 14:35:50) [ID:iW6XxIUE]
| 実にファンタジア文庫らしい和製洋風ファンタジーですが ちょっと涙腺が緩んだわ。
和製洋風ファンタジーって括りがそもそもエセファンタジー という揶揄を含んだ表現であり、本作もまさにそう。 どっかのRPGから借りてきたような設定・世界観であって 読み始めは「またかよ、、」と失望すら感じていましたが 物語の構造が判ってくると俄然ワクワクさせられました。
カナク達の旅を表、マールの旅を裏として語っており ゲームで言うザッピングの様な構成が巧い。 オチはある程度、途中から読めてしまうのですが、 これによってこの裏と表の物語がどんな収束を見せてくれるのかって 思わせてくれる。
キャラ的にもユーリエの少女らしい天真爛漫さが、より切なさを 加速させてくれます。泣ける。
続刊があるらしいが本巻だけでも完結できているので 竜頭蛇尾、あるいは蛇足にならない事を願う。
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