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[No1390]  ユメオチル、アリス
□作者名/ 鮎川 歩 -(2011/05/15(Sun) 16:10:30) [ID:iW6XxIUE]
    前作「クイックセーブ&ロード」(過去ログ番号はNo1194 No1218 No1310)
    ループものの仕掛けを使った「終わった事件の謎解き」と言う
    縛りから解放された新しいタイプのミステリの可能性を
    見せてくれた作者による新作。

    話は脱線するが前作の感想を読み返してたら
    「アンシーズ」(過去ログ番号はNo1235 No1272 No1308)
    の作者と本作の作者の次回作は萌え絵のラブコメになると
    予言してるんだがアンシーズの方は当たってたねー、、

    こちら方はハズレ、、とも言い切れないがまあハズレかな。
    あとがきからすると作者はラブコメにしようとしたらしいが
    性に合わなかったらしい。殆ど当たってたって事か。
    すげーなワシ。

    本作も作者らしいトリッキーなネタを扱っています。
    前作がループものなら、今回は夢世界、あるいは精神世界ものです。
    主人公は前作と同じ様な現実からの逃避願望を持つ少年です。

    こんな鬱主人公ですから前半〜中盤は少々退屈でしたが
    後半の展開は楽しめました。
    メインヒロインであろうルルディにはあんまり魅力を感じませんでしたが
    佳奈美の方は前作のメガネの部長さんと同じく慈母的な優しさを
    感じられて良かったです。
    ダメな主人公を受け入れてくれる少女。
    それは切ない希望のようであり救いのようでもある。
    鬱展開な物語ですがオチの部分で救われました。
    この辺ネタや舞台は変わっても一貫したテーマ性を感じます。
    (これしか描けないのかも?)
    続刊は読みたい。
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