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[No1406]  特異領域の特異点―真理へ迫る七秒間
□作者名/ 範乃 秋晴 -(2011/09/17(Sat) 22:21:37) [ID:iW6XxIUE]
    空想科学モノ、というジャンルとでも言うべきか、
    電撃文庫にあって他のラノベのレーベルにあまり
    見られないジャンルの作品です。

    電撃では他に浅生楽の「ミネルヴァと智慧の樹」
    (過去ログ番号はNo1342)が
    日野一二三の「A=宇宙少女2×魂の速度」
    (過去ログ番号はNo1342)あたりがこれにあたるかな。

    物語から受ける感動とは大別すると
    共感的感動と知的感動の二つになるかと思う。

    前者は「ああ、わかる、わかるわ〜」って読み手の
    経験と知識を追体験・増幅できるタイプの感動だろう。
    恋愛物や青春物、人情話、冒険譚に多い。

    対して後者は新しい知識、考え方を得たり、思考し答えを
    得る快感を与えてくれるタイプの感動だな。
    SF、伝奇物やファンタジー、歴史物、推理物はこちらが多い。
    本作は後者という事になります。

    前半は正直、キャラにそんなに魅力を感じない事もあって
    読んでてツラいものがありましたが、後半、ラスト近くの
    「真理へ迫る七秒間」はどうなるのかって思えて楽しかったです。

    ラノベとして見ればそんなに完成度が高いとは思わなかった
    けれども知的感動を読者に与えてくれる目的がある作品そのものが
    ラノベには少ないので、その意味で好意的に評価したい。
    このジャンル自体が存続してくれますように、、
200×200

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