□作者名/ 来楽 零 -(2012/04/29(Sun) 19:16:25) [ID:iW6XxIUE]
| 個人的にハズレのない作家だと思ってはいたものの、 なかなか新作がでない寡作ぶりだったのですが 遂にというか、ようやく新作です。
「ロミオの災難」(過去ログ番号 No975) 「Xトーク」(過去ログ番号 No1034) とホラー風味の作品が続いてたのですが、 本作はデビュー作の「哀しみキメラ」(過去ログ番号No1047 No1079 No1094) に近い伝奇もの、と言う括りになるだろうか。
内容的にも「人でなくなった人間」達の物語ですしね。 ただ「哀しみキメラ」が 化物となってしまった過酷な運命を主人公達がそれでも懸命に生きた、 そんな姿を描いた作品なのに対して 本作の主人公は凡人であって「人でなくなった人間」 達とどう渡り合っていくか、折り合いをつけていくか って点で視点がちょっと違います。
ただ共通して物語がちょっと地味。 「ロミオの災難」「Xトーク」がホラーながらも 日常描写に軽妙な面白味があったのに本作はちょっと少ない。 キャラに思い入れが出来ないまま話が進んでしまってる。
続刊があるなら日常描写は増やすべきだと思うな。 なんだったら花姫(ヒロイン)が潜入捜査と称して主人公の 高校に転校してきたらいいのに。
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