12/21日(日) 週末になる度に寒波が到来し、年度最終釣行が流れてしまう今日この頃ですが、そんな中、新田さんが果敢に釣行されました。 厳しい寒風の中、先日の関戸さんの大真鯛と同様、怪物を仕留めました。 このレコードは、今後更新される事は無いのでは? と思われるサイズです。 小物と戯れて喜んでいる筆者には、想像出来ない次元ですね。 以下はご本人のコメントです。 「 釣りに行く予定ではなかったのですが、許可が下りたので急遽行ってきました。 佐伯の丹賀港に8時ごろ到着しました。 かなり風が強く、波も荒かったです。 荒れている時は、関戸さんのように真鯛を釣ろうと思い、青虫を付けて投げていましたが、 速攻エサ取りに喰われる状態が続き、やめました。 次は、買ってきた活きアジをぶっ込んでヒラメ狙いに切り替えました。 全然アタリがなかったのですが、昼ごろ 波が少し落ち着いてきたかな〜という時に、激しく竿が曲がり、合わせると 今までにあまり感じたことのない重量感 がありました。 クソでかいヒラメと思い、根に入られないよう無理やり上げましたが、全然違いました。 初カンダイでした。 なんと82cmありました。 今までタモに入れた魚の中で1番重たかったです。 その後は何度かアタリはありましたが、エソが1匹釣れただけでした。 底物はやっぱり荒れた時はダメですね。 以上、持帰りはなしでした。 」 との事。 標準和名コブダイは、関西ではカンダイという地方名で呼ばれるほうが馴染まれています。 日本近郊では、ベラ科の最大魚です。 オスは1mを超します。 世界的にはナポレオンフィッシュが最大です。 ベラ科の特徴通り、生まれた時はすべてメスで、コブダイの場合 40cm位成長するとオスに性転換する ものが現れます。 その際、頭の先端にセラチン質のコブが出てくるので見分けがつきます。 このコブは、コラーゲンを多く含むそうで世の女性には貴重な 存在と言えそうです。 オカッパラーにとっては、おそらくコヤツがパワー、重量、長寸とも釣りの醍醐味における頂点に君臨するお魚であろうと思われます。 当クラブにおいても、チヌの落し込み釣りに時々登場しています。 会長の松岡さんの竿をへし折ったのもコヤツと思われます。(ご本人は1mのチヌと言い 張っておられますが。) 堤防では竿折りの常習犯ですが、磯の石鯛釣りでも外道として現れ、ラインブレイクをよく引き起こしています。 まさに怪物です。 とは言うものの、近海に80cm超えはめったに居ないのではないでしょうか? 居たことも凄いですが、釣り上げた事はもっと凄い事ですね。 お見事です。 ちなみに寒鯛と書く言われは冬に旨いからだそうです。 顔が気持ち悪くて、まずそうだから、リリースしちゃいましたね。 次は持帰りましょう。
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