2004年1月


1月23日

ピーピー兄弟


監督:藤田芳康
脚本:藤田芳康
撮影:清家正信
音楽:大井秀紀/藤田芳康/吉良知彦
出演:剣太郎セガール/ぜんじろう/みれいゆ/岸辺一徳/田中裕子
製作年:2002年
鑑賞メディア:レンタルDVD

劇場公開時から気になってたので見てみました。
んーー今ひとつつまらんなあ。剣太郎セガールとぜんじろうの売れない兄弟漫才コンビが、ヤケクソに放送禁止用語連発したら大ウケして・・・って話です。設定は面白そうなんですよね。
昔ヤンジャンかビジネスジャンプだかで漫才コンビのサクセス漫画みたいなのがあって、それがなにがだめだったかというと、肝心の主役達による劇中漫才がまるで面白くなかったんですね。それを思い出してしまいました。
そう、この話では漫才自体がホントに面白くなかったら成立しないわけですよ。で、やっぱりというか、実際面白くなかった。そこが致命傷。
他の部分は、最初はダレていたけど後半尻上がりによくなっていくだけに残念でした。


1月23日

バレットモンク

BULLETPROOF MONK

監督:ポール・ハンター
脚本:イーサン・リーフ/サイラス・ヴォリス
撮影:ステファン・チャプスキー
音楽:エリック・セラ
出演:チョウ・ユンファ/ショーン・ウィリアム・スコット/ジェイミー・キング
製作年:2003年
鑑賞メディア:映画館(三番街シネマ)

見てきましたよ。平日昼間ということもありましたが、五人くらいしか入ってませんでした(笑)。
まず、タイトルに一言。「そこの坊主、まるで弾丸!」てコピーついてて、小さく漢字で「弾丸坊主」とかポスターに書いてあるけど、違いますね。あくまでBULLETPROOF MONKです。あえて言うと「防弾坊主」ですか。こやつには銃は無力って感じかな。
で、内容ですが…ダメダメです。世界を支配できるという巻物を守るチベット僧(ユンファ)とそれを狙うナチの残党という思いっきり漫画なお話(あ、これはもともとアメコミなのか)はともかく、脚本も演出もまったく基本的なB級アクションのラインから一歩も外さないので退屈です。
ユンファが冒頭で巻物ガーディアンに選ばれた段階で既に無敵な男になっちゃってる(そういう設定)から、危険にあってもまるで緊迫感がない。
「ターミネーター(あくまで一作め)」がなぜ面白かったかというと、無敵なのが敵だった(ん?変な日本語?)からです。
ユンファとともに行動するアメリカ人もかなりのB級マヌケ面。
ビデオで充分、という言葉がぴったりくる、冬の午後でした。


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