フーファイター列伝/其の34

ハインケルHe211B-1

名前からするにHe111のジェット版という意気込みで計画されたのは伺える。V型尾翼を採用するなど形もドイツらしいアグレッシブさだ。かっこいい・・・んだけど、当然ものにはなりませんでした。戦前ならルフトハンザあたりに十数機売るだけで商売になったんだろうけど、1960年代には、厳しくなった安全性、経済性等の要求を満たすために開発費が高騰して世界中を相手にかなりの機数を売らないとペイしなくなったわけで、それに対するプロダクトサポートなんかを考えると中小のメーカーには旅客機はおいそれとは作れなくなったということなんだね。この計画もターボプロップからターボファンに発展したり、かなり大きい模型を作ってお披露目したりしたんだけどフェードアウト・・・ちょっと切ないね。「航空情報」1962年8月号より。