フーファイター列伝/其の64

コンバータープレイン

いわゆるティルトロータ機。「世界の航空」1951年12月号に載っていました。特許が1930年代だそうなのですが、1951年というのは早い方ですね。構想は出来ても軽量かつ強力なエンジンが不如意ならば絵に描いた餅のままですが、タービンエンジンが出来たので一丁やってみるかってなったということでしょうか?ただ信頼性のある油圧機構やギアボックス、可変ピッチ機構など問題は山積みだ。それが出来ても遷移を安全かつ容易に行わせるコンピュータ制御も必要なわけでまだまだ先は長い。それでもとにかくやってみようと言うのはアメリカのいいところだね。感服します。