世界の片隅Walk around/きゅう

鍾馗の図面

図だけ見ると何て事のない鍾馗の3面図ですが、これ1944年3月に発表されたんですね。おそらく鍾馗の図面としてメディアに登場した嚆矢ではないか?「航空少年」昭和19年3月号に載っていたのだけど、実体模型工作の三面図という扱いなんです(一人一機は必ず作れ!と檄が飛ばされている)。で、この図、今見てもちゃんと鍾馗に見えるのが偉い。ソースは不明だけどちゃんと実機を取材して描かれたものと思う。胴体平面形がほぼ一直線に絞られていて、この辺現在でも諸説紛々なのだけど一石を投じるものになるかなあ?
あと隼や新司偵なんかの3面図も載っていて、陸軍さんは気前良かったんだね。
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