お日さまは、きのう かもめと であった時と 同じところにあります。
あれ? もとの からだに もどっている・・・ぼく いるかに もどってる・・・。
「ぼくは、いるかだ!!」
いるかは、うれしさのあまり さけびました。
そして きがつきました。
今、自分のいるところが、かあさんと いっしょに およいでいた なつかしい 海だったことに。
かあさんの もとから とびだして どのくらい たったのだろう・・・。
いるかは、かあさんの もとに かえろうと おもいました。
少し はなれたところから 一匹のいるかが、やさしく こちらを見つめています。
「かあさん・・・」
いるかは、かあさんの もとに いそいで およいで 行きました。
およぎながら いるかは、おもいだして いました。
あの かもめの あたまに かあさんと 同じキズが あったことを・・・・。
そして 2匹の いるかは、たのしそうに 海の中を およいでいきました。