みかづきの よるだった。
かあさんは にごったうみを およいだ。
おもいからだを いっしょうけんめい まえへと すすめた。
かあさんは だんだん ちからが なくなってきた。
かあさんは うみの なかを ただよった。
ただ うみの ながれに まかせて。
ほそいあかりが よるのうみを てらしていた。