B2707
まあ、私なんぞの世代の人にはベタすぎるネタなのですが、若い人には新鮮なのかなと考えて採り上げました。ボーイングのSSTです。あ、SSTって超音速旅客機のことです。1960年代には近い将来にSSTがばんばん飛びまくるとみんな思っていたんですね。出典は「航空情報」1968年2月号の記事なんですが、経済性や騒音なんてSSTのネックにはことにはまるで触れずにバラ色の未来について語っている。巻末の広告の頁に日航が1972年にSSTに空の主役をバトンタッチするなんて公言しちゃってる。で、結局ボーイングのSSTはぽしゃってしまって復活の兆しもない(地道に研究は続けているのだろうけど)。私の目の黒いうちにSSTは復活するのだろうか。