郵便用ロケット
フォンブラウンがV-2を作る前に世間の人の頭にあるロケットのイメージというのはこういうものだったようです。考えてみれば火薬で矢を飛ばすというのはかなり昔から実用化されていたわけで、それを大型化して貨物や人を乗せてというのは想像の範囲内ですね。
昭和11年(1936年)の「航空機航空発動機」という教科書に挙げられていたこの図の解説によると、音速の5倍で飛行し落下傘で着陸するという。ただロケット飛行機はあまり期待されていないが超高速高層航空機としては期待されるとのことで、それはそうだと思うのですが、宇宙飛行という単語が出てこないのが想像の範囲外というか教科書としてはSF過ぎるということなのでしょうか?