修行僧物語 U  あとがき


       最後まで読んでくださって、感謝です。

       5期のゲゲゲの鬼太郎の続きが見たい!


       そんなのりで、書き始めたこの小説ですが
       読み終えてTVアニメを1話分見た気分になっていただけたら、とてもうれしいです。

       1作目で蒼坊主に彼女をつくっただけでおさまらず、
       恐れ多くも、子供まで登場させてしまいました。


       超自然的存在が、
       私たち、人間とある一瞬でも触れ合うことができたなら・・・・・
       どんなふうに、お互いを思うのだろう・・・・

       人間にもいろんな人がいるように
       ギリシャ神話の神々のように、妖怪や神様も感情的には人と同じではないか

       永久ともいえる時間の中で、それぞれの生き方は
       邪悪ならより邪悪に、純粋ならさらに純粋に、濃縮され
       そして、私たちの生まれるはるか前から存在しているのだから
       懐かしい何かを、きっと思い出させてくれる・・・・

       生まれたその時代時代に、それぞれの妖怪たちの性格が形づくられる
       そして、それは今も生まれつづけている・・・・


       日頃思っている、そんな妖怪たちへの思いを少しづつストーリーに入れて
       書いていくと、出来上がったそれは
       今まで、見た鬼太郎の作品と重なっているところがたくさんありました。
       だからこそ、今さら5期の鬼太郎にはまってしまったのだと思います。



       できれば、3作目も書いていきたい、いまはそう思っています。



                                  2009.11.11   ☆ 
弧哲(こてつ) ☆