フーファイター列伝/其の24

スウェーデンの非対称機

1940年代中頃、ブロームウントフォスBv141の成功(実際はうまくいかなかったが成功したと報じられた)で、非対称機というのが話題になったらしい。この機体もその影響下にある機体で、スウェーデンのイサクソン技師による重戦闘機である。770km/hという快速が計画されていたとのことだが実機製作まで行ったかどうかは分からない。ま、確かに通常の双発機より表面積は減らせそうですが、パワーon/offで変な癖は出ないかなあ。当時の技術では実用に足る操縦性を確保するのは難しそうだ。今なら操縦系統にコンピュータを噛ませて自動的にトリムを取って良好な操縦性を持たせることも出来そうです。高効率の航空機として可能性があるかも。ただB727の初期段階でエンジンを非対称にするアイデアがあったそうだが、商業的な観点から放棄されたとのこと。つまり非対称な飛行機は怖い感じがすると言うことだろう。案外この辺がネックなのかもね。「航空朝日」1944年7月号より。