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図1:哀しい強風
空海グラフ
栄光出版社刊 1967年7月号(280円)
今は亡き幻の航空誌3
まあ空海とあるので艦船の話題もあるのですが、とりあえず購入(勿論古本屋にて)。表紙にきっちり協力:トルコ大使館・・・とあるくらいで提供された資料を基に記事を構成しましたという感じですね。ぬるいです。やっぱり独自取材でやってくれなくちゃねえ。全体的な編集方針としては軍事的な知識を知らしめようと言うことだと思うんだけど、私としては技術史的な物に興味があるのでちょっと違うかなって感じです。これはあくまで個人的な感想ですが。落書きみたいな強風の側面図(図1)がつっこみどころというのは哀しい。仕事を依頼できるイラストレータを抱えておくというのも編集者として必要なんだろうな。そういう屋台骨の細さみたいな物が続かなかった原因か?