ソヴィエットの原子力ジェット機
今では全く考えられないことですが、1950年代から60年代にかけて原子力機というのが夢想されておったのだ。私が子供の頃に見ていた図鑑にも将来の航空機として原子力機が挙げられていたと記憶している。曰く無限に飛べる飛行機と。おっかねーよな、全く。今日民間旅客機(T類)の安全性は10のマイナス9乗で設計することになっているのですが、それでも原子炉を飛ばすのは無邪気すぎるって。でこの機体ですが、題して空飛ぶチェルノブイリ!これは実現しなくてよかったね。「航空ファン」1957年10月号より。