2004年10月


10月3日

ヴィレッジ

THE VILLAGE

監督:M.ナイト・シャマラン
脚本:M.ナイト・シャマラン
撮影:ロジャー・ディーキンス
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ブライス・ダラス・ハワード/ホアキン・フェニックス/エイドリアン・ブロディ/ウィリアム・ハート/シガニー・ウィーバー
製作年:2003年
鑑賞メディア:映画館(梅田ブルク7)

シャマランは「サイン」しか見たことがなくて、そこそこ(いろんな意味で)面白かったのですが、ま、ビデオでいいかな、と思ってたらタダ券をもらったので見てきました。
えっと…ははは、うーん…。まったくもって「新本格ミステリ」ですね。
大森望氏も「麻耶雄嵩みたい」と述べていましたが、そのとおりです。本格ではなく新本格。
どのへんがそうかというと、ようするに、ラストのどんでん返しのためにはどんな無理も押し込んじゃえ!ていうとことか、キャラ描写の浅さとかです。
ラストまでみたら思わず原作はあの人のあれかと思いましたよ(一応ネタバレは辞めておきます)。
こんなトンデモストーリーをウィリアム・ハートとかシガニー・ウィーバーとか超メジャーどころがこぞって大真面目に競演しているのが笑えます。
「サイン」から引き続き登場のホアキン・フェニックスの恐ろしいほどのクソ真面目顔も面白いです。この人リバー・フェニックスの弟らしいですね。初めて知りました。似てないなあ。


10月27日

エクソシスト

The Exorcist

監督:ウィリアム・フリードキン
原作:ウィリアム・ピーター・ブラッティ
脚本:ウィリアム・ピーター・ブラッティ
撮影:オーウェン・ロイズマン/ビリー・ウィリアムズ
音楽:?
出演:エレン・バースティン/マックス・フォン・シドー/リンダ・ブレア/ジェーソン・ミラー
製作年:1973年
鑑賞メディア:レンタルDVD

いやあ、久しぶりに見ましたね。割と好きな映画です。
有名なリンダ・ブレアの首回転やあの静かな旋律のテーマが印象的ですね。
というわけで、続編というか前日譚の試写会の券をもらったので復習再見です。
再見した感想…うん、カラス神父はヴォルク・ハンに似てますね!
それだけかよ!


10月27日

エクソシスト・ビギニング

The Exorcist:The Beginning

監督:レニー・ハーリン
脚本:アレクシ・ホーリー
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
音楽:トレヴァー・ラビン
出演:ステラン・スカルスゲールド/イザベラ・スカルプコ/ジェームズ・ダーシー/レミー・スウィーニー
製作年:2004年
鑑賞メディア:試写会(リサイタルホール)

で、勇躍試写会に臨んだわけですが、んああー、なんというか、こりゃつまらん。
当初の監督がジョン・フランケンハイマーで、死んじゃったためにレニー・ハーリンが引き継いだそうです。ってすげえ振り幅(笑)!
そもそもこういう精神的恐怖感をあおるような映画にレニーを起用した時点で間違いかと。案の定大味な演出でした。
あんまりキリスト教が前面に出てきちゃうと、どうも文化の違うこちらとしては感情移入できませんね。
前作はキリスト教云々より生理的な恐怖感が面白かったわけで、今回はそっちの恐怖がイマイチだったのでダメでした。


10月27日

バイオハザード2 アポカリプス

RESIDENT EVIL APOCALYPSE

監督:アレクサンダー・ウィット
脚本:ポール・W・S・アンダーソン
撮影:クリスチャン・セバルト
音楽:ジェフ・ダナ
出演:ミラ・ジョヴォビッチ/シエンナ・ギロリー/オデッド・フェール/ジャレッド・ハリス
製作年:2004年
鑑賞メディア:映画館(新宿ジョイシネマ)

東京に行って、帰りの飛行機までの時間つぶしに見ました。
なかなか面白いです。キレのある演出で、とにかくミラ・ジョヴォビッチがかっこいい。
シエンナ・ギロリーも違うタイプのかっこよさで、なんだか2タイプのヒロインを出して人気獲得を狙う姑息な少年漫画みたい(笑)。前作に続きサービスカットもありです。
しかしなんというか、シャープな映像美と編集でゾンビとの戦いってかなり「ドーン・オブ・ザ・デッド」と印象がかぶりますね。
スピーディな展開ですが、もっと切って八十分くらいのほうが好み。とはいえ、かなり気に入りました。


10月27日

シークレット・ウィンドウ

SECRET WINDOW

監督:デビッド・コープ
原作:スティーブン・キング
脚本:デビッド・コープ
撮影:フレッド・マーフィー
音楽:フィリップ・グラス
出演:ジョニー・デップ/ジョン・タトゥーロ/マリア・ベロ/ティモシー・ハットン
製作年:2004年
鑑賞メディア:映画館(梅田ブルク)

キングの原作は未読です。
イマイチでしたね。前半、これは結構面白くなるかも、と思って見てましたが、失速してしまいました。
今時オチはこれかよ!っていう古さと、どうしてもジョン・タトゥーロが主人公に盗作の書き換えを要求する動機というか意味がわからなくて、タイトルもどう話にからんでるのかつかめませんでした。理解力ないのかな。
ところで、最近になってようやくジョニー・デップの顔を認識できるようになってきました。
最初に見たのが「シザー・ハンズ」で、そのあとさほどこの人の映画見てなかったから、素顔がよくわからなかったんです。


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