7、牌をツモる

さて、ここで牌を親が14枚、子が13枚ずつ持っています。なぜ、親が1枚多いかというと1回目のツモを含めているからです。
なので、親のターハイ(牌を捨てること)から始まり、そこから反時計周りにツモります。
なお、ターパイはヤマに囲まれた中に、自分の前にあるヤマに平行に置きます。ここを「河(ホー)」といい、捨てた牌は左から右に並べます。

8、誰かが上がったら

上がりについては上がりについてを参照してください。

子が上がった場合は、他の面子に上がりを確認してもらい、点数を計算して次の局にはいります。
親が上がった場合は、他の面子に上がりを確認してもらった後、点数を計算して同じ局をやりなおします。これを連チャンといいます。
また、1回めの連チャンを1本場といいます。そのとき親は卓の右端に100点棒をのせます。これを積み棒といいます。
なお、連チャンで上がった人は、ツモ上がりのとき1人に尽き100点ずつ、ロン上がりのとき振り込んだ人から300点もらえます。積み棒は連チャン終了後持ち主に帰ります。

だれも上がれないままヤマがなくなってしまったときは「流局」になります。流局になったら牌を公開して、テンパイを確認します。
ただし、リーチしていない人で、ノーテンの場合は公開しません。親がテンパイしていないときは次の局に移ります。ただし、1本場となります。
また、親がテンパイしていたときは、連チャンとなります。

テンパイせずに(ノーテンで)流局を迎えた人は、ノーテンのひとたちで合計3000点支払い、テンパイしているひとで山分けします。これを「ノーテン罰符」といいます。
ただし、全員テンパイ、ノーテンのときはなしです。

流局は、局の途中でおこる場合もあります。これを、「途中流局」といいます。
途中流局については、役の一覧のところを参考にしてください。

9、反則について

ルール違反を犯した場合は「和了(チョンボ)」といって、罰金(点)を支払わなければなりません。チョンボは次の場合です。

アガリを宣言したが、役がないなどで、アガリと認められない場合。
テンパイしていないのに、リーチしてしまった場合。(このときは、流局したときにチョンボとなります。それは、手牌を公開する必要があるためです)
フリテンでロンアガリを宣言した場合。
その他、ゲーム続行を不可能にする行為(ちゃぶ台返し etc...)

罰金(点)の支払いは親の場合、3人に4000点ずつ、子の場合、親に4000点、子に2000点ずつです。

10、あとがき

ここまでの話が完璧に理解できた方ならば、雀荘に行ってもらっても結構だと思います。
しかし、全く麻雀に触れたことの無い人が、こんな文章だけを読んでもチンプンカンプンな人がほとんど、いや全員そうだと思います。
ここまで書いておいてなんですが、麻雀は「習うより慣れろ」の精神で、体に覚えさせるというのが一番良い方法なのです。
だいたい麻雀とはどういうものなのか、というのが分かっていただけたらいいのです。
そして、だんだん流れが体で分かってきたころに、用語を覚えたり役を覚えたりするという風にしてください。

ここで、私がオススメする「麻雀を体にしみつかせる方法」というのをお教えします。
まずは「なんとなく麻雀」というフリーソフトが配布されています。これは検索などで探して落としてみてください。
フリーソフトかつ1人でできるので、何度もやれば自然と流れが分かってきます。相手は結構強いので、負けて当然勝てばラッキー程度で慣れてください。
慣れてきたら「ハンゲーム」や「東風壮」といったネットの麻雀ゲームをして、実際の人と打ってみると、より一層「相手の読み」等が分かってきます。
この流れで慣れてきてから、実際に雀荘や自宅麻雀などを始めましょう。

最後に…賭け麻雀は、ほどほどにしましょう。

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