2002年7月


7月19日

久々の更新で久々の食い物ネタです。
ますは先日「ダーク兄弟」撮影の折に皆で入った定食屋のサンプル
なんなんだ、その「と」ってのは?
「とんかつ」と「から揚げ定食」とか、「とんかつ」と「お好み焼き定食」とかでもいいのか?
そもそもこの店はメニューには不自然なところが多く、後輩のDが食した「まつりセット」なるものは、「ラーメン+たこ焼き+クリームソーダ」という非常に見た目も食い合わせも栄養バランスも悪そうな、著しく魅力に欠けた商品であった(どこが「まつり」なのか?)。
ほかにも定食によってご飯のお代わりが出来るものや出来ないものがあったり(なぜだ?)、選べるドリンクセットがある定食もあれば、まつりセットのように問答無用でドリンク固定のものもあるなど、ポリシーがあるのかないのかまるで不明。客を混乱に陥れるのが目的なのか?

次は「メニューの多い吉野家」的チェーン、「松屋」のメニューポスター
よく見ると、「ファーストフードの部」と「クイックフードの部」に別れている。
どっちのほうが早いねん!
辞書でfastとquickを調べてみたがどうも違いがわからん。
両方速いという意味なのだが、どうもfastのほうは抜け目ないとか楽に儲けたなどの意味があるようで、ひょっとしてこっちのほうが利益率が高い商品なのか?
いやそんなこと店頭で告知しても仕方あるまい。
quick側が丼モノやカレーなどであるのに対してfast側は定食類が主体である。
つまりquickのほうがより迅速に提供出来る商品であるようだ。
英語ではquickのほうがfastより「速い」のだろうか。情報求む。


2002年10月


10月14日

お久しぶりです。
3ヶ月ぶりの更新はおなじみのひとりVOWです。
今回は尼崎の中華料理店。ぷぷぷ、変な名前!
これはたしか本家VOWにも載ったネタだと思います。
だが、これは載っていなかったはず!その店のシャッターです。ガハハハ!
うちの近所の中華料理店も非常にへたくそな張り紙があるのですが(これは次回載せましょう)、なぜ中華料理屋は字が下手なのか?
書いたのが日本人じゃないのかもしれませんが、シャッターの字なんて重要なこと、ちゃんと日本人にチェック入れてもらえよ!
面白いからいいけどさ!


2002年12月


12月14日

えーと、すみません、次回載せると言っていた近所の中華料理店の張り紙が、もたもたしてるうちになくなってしまいました。
へったくそな字で、「ここにゲをはかないでください」と植え込みに貼ってあったものです。
すみません。次回から気をつけます。

さて、今日のお題はVOWではなく、WOWOWです。
今、放送している連続時代劇ドラマ「剣」! これが熱い! めちゃめちゃオモロイ! 昔の日本映画ファンは超必見!
1967年制作のモノクロTV時代劇ですが、主人公は一振りの「剣」なのです。
その切れ味ゆえに起こる悲喜劇を一話完結に描き、どんどん違う持ち主を渡っていく、という構成で、なんせ企画・脚本が橋本忍、菊島隆三、小国英雄、井手雅人という黄金期の黒澤組総結集!うおお!
各話の監督がまた篠田正浩、中川信夫、工藤栄一など涎が出るぜ!
さらにキャストは第一話の主演が丹波哲郎に鶴田浩二、脇に木村功、第二話が緒方拳に三国連太郎、脇に志村喬などなどなどみんな若くて死ぬほどかっこいい! 黄金時代の才能大集結!
・・・って実はまだ二話までしかやってないんだけど。全47話。ちょうどハードディスクレコーダー買ったとこだし頑張って録り続けるぜ! WOWOW見れる人は見るように!
オフィシャルHPはこちら


12月29日

さあ、おそらく今年最後の更新でしょう。
ということで、今年読んだ本のベストを挙げておきます。
当然ながら完全なる独断と偏見なので、読んで面白くなくても責任もちませんよ。 フィクションに関しては「初版発行日が2002年中のもの(ただし、以前の作品の文庫化は含まず)」から、ノンフィクションに関しては新刊をあまり読んでなかったので今年読んだすべてから選びました。

<フィクション>

1位「半落ち」横山秀夫(講談社)
2位「航路(上・下)」コニー・ウィリス(早川書房)
3位「シルクロードの鬼神(上・下)」エリオット・パティスン(早川書房)
4位「僧正の積木唄」山田正紀(文藝春秋)
5位「十八の夏」光原百合(双葉社)
6位「踊り子の死」ジル・マゴーン(東京創元社)
7位「魔神の遊戯」島田荘司(文藝春秋)
8位「世界の終わり、あるいは始まり」歌野晶午(角川書店)
9位「法月綸太郎の功績」法月綸太郎(講談社)
10位「あしたのロボット」瀬名秀明(文藝春秋)
11位「髑髏島の惨劇」マイケル・スレイド(文藝春秋)
12位「トキオ」東野圭吾(講談社)
13位「オイディプス症候群」笠井潔(光文社)
14位「クリプトノミコン(全4巻)」ニール・スティーヴンスン(早川書房)
15位「死都日本」石黒耀(講談社)


<ノンフィクション>

1位「パンツが見える。羞恥心の現代史」井上章一(朝日新聞社)
2位「人類はなぜUFOと接触するのか」カーティス・ピープルズ(文藝春秋)
3位「発掘捏造」毎日新聞旧石器遺跡取材班(毎日新聞社)
4位「お言葉ですが…3 明治タレント教授」高島俊男(文藝春秋)
5位「死体につく虫が犯人を告げる」マディソン・リー・ゴフ(草思社)
6位「『A』マスコミが報道しなかったオウムの素顔」森達也(角川書店)
7位「トンデモ超常現象99の真相」と学会(洋泉社)
8位「リンダリンダラバーソール」大槻ケンヂ(メディアファクトリー)
9位「人間はどこまで耐えられるのか」フランセス・アッシュクロフト(河出書房新社)
10位「ミイラはなぜ魅力的か」ヘザー・プリングル(早川書房)


[罵詈淘奴トップへ]

[トップへ戻る]